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お教え願います。わたくしは、ほんのせんだってまで、8月15日は終戦記念日だと思っていました。進駐軍というのは、日本を援助
(所謂、災害復旧) しに来ている兵隊さんだと思っていました。日本が戦争に負けた日だとは、考えても見ませんでした。6年間もアメリカに占領されていたなんて、全く知りませんでした。
こういう無知な私です。
せんだっての鈴木宗男氏証人喚問において、「北方領土を返還されても何の利益もない」と述べたとすることに対し、国賊的発言であり国益に反する云々。これは、フランスでは国家反逆罪にあたると、民主党の議員が発言されていましたが、
仮に、北方領土が返還された場合の収支決算はいかほどのものなのでしょうか。返還されたほうが国益に適うのでしょうか、それとも返還がなされれば国民負担が増えるのでしょうか。
ロシア人は何人住んでいるのでしょうか。日本人は。企業は? 軍事基地は?いろいろ検索してみましたが、わかりませんでした。国防上と漁業権の問題についても、お教え願います。
■回答
インターネットには下記のホームページがあります。
hok_tok@hoppou.go.jp
http://www.marimo.or.jp/~n_city1/nemuro/jp/
http://www.hoppou.go.jp/taikyo/top.html
これによると北方領土の総面積は愛知県よりやや狭く、福岡県よりやや広い位です。
その面積の中に住んでいる人は僅か3万5千人に過ぎません。面積の大半は択捉島と国後島ですが、最大の択捉島では鳥取県くらいの面積の中に、僅か7千人くらいしか住んでいない広漠たる原野です。
日本人は敗戦によりすべて追い出されたので、住んでいないと思います。又日本企業の進出は許されていないと思います。
ロシアの軍事基地については知りませんが、大きなものは無いと思います。
あの地区は世界三大漁場の一つであり、漁業権が最大の問題です。その他天然ガスが出る可能性があるとの話を聞いたことがあります。
私は当研究会では極めて少数意見で、恐らく賛同者はいないと思いますが、鈴木宗男議員と同じく「北方領土を返還されても何の利益もない」と思っています。利益は漁業権とあるかもしれない天然ガス、広い原野、防衛問題等です。
農業人口が大半を占めていた戦前は広い原野は魅力でしたが、現在では過疎地の農地は次々に放棄されています。又このような過疎地に、日本と同程度のインフラを整備するためには多大なお金が必要です。その点からもあまり魅力を感じません。
最大の問題は住民です。戦後50年以上たっています。いまさら追い出すわけにはいきません。彼らの子供の教育はどうするのでしょうか。
漁業権の問題は安い賃金で取った魚を買えばよいことです。それの程度の利益は交易や、観光開発により得られるのではないでしょうか。
ロシアも今更補給に難のある択捉、国後に大きな軍事基地を作るとは思えません。
日本に返還された場合でも、交易を促進するにしても、最も重要なことは住民対策です。利権の問題は困りますが、親善のための各種設備を寄付した政策も良い政策だったと思います。
私は両国のメンツをあまり傷つけない、ジョイントベンチャーのようなものを何か工夫し、自由に交易出きるようにならないかなと思っています。
理事 杉本幹夫
早速のご丁寧なお返事にたいし、恐縮しています。有難うございました。まさか、お返事がいただけるとは思ってもいなかったものですから。
わたくしは、まったくの一般庶民でありますので、下世話な質問で申し訳ありませんが、返還の際の、費用というのは一体とれくらいのものなのでしょうか。
居住している3万5千人に対する保証とか、行政のための庁舎および宿舎建設とか、その人達の生活のためのインフラ整備とか。 1億円なのか、100億円なのか、1兆円なのか?
宗男ハウスにたとえると何軒分なのか? 国民一人あたり赤ん坊もふくめて250円ぐらいなのか?
国としては、試算はしているのでしょうが、国としての資料が無いのでしたら、推算で結構ですからお教え願えたらと存じます。
■回答
費用については全く分かりません。
居住している人を追い出すわけにはいかないと思います。従って基本的には補償は不要と思います。行政のための庁舎・宿舎はそれまでのものを使えば良い筈です。インフラの整備も今まで通りなら要らないでしょう。しかし日本の水準に比べ、相当に遅れているのではないでしょうか。
又人口が極めて希薄な土地です。人口密集地域のみ整備するのか、どの程度の所まで整備するのかにより大幅に異なります。インフラの整備は人口密集地域では割安ですが、このような超過疎地域では、整備にも維持にもお金がかかります。このような過疎地域で、財政的に自立している地域はあるでしょうか。すべて都市部からお金を回して貰っているのではないでしょうか。
理事 杉本幹夫
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