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■投稿
朝鮮半島において南・北問わず、相も変わらず幼児的で絶望的な政治がおこなわれている。 過去を振り返るまでもないが、朝鮮王朝時代の両班・大地主らは、朝鮮総督府時代には「親日派」として日本に尻尾をふりながら富貴栄達を極め、独立後は、「反共・民族派」を旗印として歴代独裁腐敗政権と癒着しながら不正蓄財や人権蹂躙・民衆弾圧に明け暮れて韓国現代政治史に限りない汚点を残し、「民主化」後の金泳三政権は、親米反共反日狂信者の李承晩政権を彷彿させる対北敵視強硬路線を頑なに推し進めて、世界で孤立し、その結果として世界から嘲笑され、愚民視されて、最後には汚辱と不正腐敗にまみれて経済を破綻させてIMFに経済主権を剥奪された。 金大中政権は、南北問題という最重要国事を国民の意見を充分に収斂させて公論化を経ることなく、金大中の執権欲と名誉欲を充足させるため、さらには金大中の側近らや日和見・機会主義の政治屋らの2000年総選挙のための秘密資金・裏金造成のために数々の実定法を違反してまで南北首脳会談を実現させた。その必然的帰結として北朝鮮は韓国の弱みをにぎることになり、北朝鮮主導の南北交流が展開されることになった。 その後、脱北者が粗末に扱われたり、北朝鮮の度重なる領海侵犯に無気力であったりといろいろ不可解なことが続発したが、今となっては、そうなった理由を改めて問う必要はおろか、その意味もないという境地に達している。金銭欲と権力欲の虜となり道徳不感症に陥った輩のおぞましさ・醜悪さは、過去の独裁政権や軍事政権を振り返るまでもないが、金泳三に続いて金大中もそうした隊列に加わった。 対北政策が対照的だった金泳三と金大中であるが、双方ともに対北政策で世界から嘲笑され、失敗の烙印を押された。保守勢力が執権すれば、進歩勢力を「容共左傾の利敵勢力」と罵倒し、軍・公安機関と保守言論を動員して弾圧し、進歩勢力が執権すれば、保守勢力を「民族背信の極右反動勢力」と罵倒し、盗聴・税務査察と進歩言論を動員して弾圧し、朝鮮王朝時代の際限なき非生産的かつ不毛な派閥闘争を彷彿とさせる。 保守、進歩関係なく対話と妥協、相生と同伴の精神は全くなく、互いを敵視・憎悪・不信して独裁者のごとく振る舞いながら手段を選ばずに相手を屈服させることのみに血道をあげることによって葛藤・分裂が蔓延する非常に殺伐とした政治が展開されるしかなかった。 日本では民団と総連が不毛に争い、韓国では保守と進歩に世代や「地域感情」2ワで加わり分裂しながら争っている。日本国内・韓国内の「統一」ができない、こんな情けない状況で「南北統一」をしようなどとは魚を求めて木に登るようなもので牛も笑う話である。にもかかわらず盧武鉉は実質的には金大中の対北政策を継承すると公言し、対北秘密送金に関する特別検e魔フ捜査期間延長申請を却下し、連日浮上している盧武鉉の親戚や側近に対する疑惑と同様に真相の解明を霧散させようと画策している。 政権初期に疑惑が明るみにされていたなら、2人の前職大統領が任期末に恥をかくことはなかったということに、盧武鉉は教訓を得なければならないだろう。対北秘密送金事件から派生して前大統領秘書室長の巨額収賄疑惑まで明るみに出たことを考えれば、真相の解明を怠れば野党に政争の具を提供するも同然であり、最後まで盧武鉉政権の足かせとなり、政局の主導権を喪失して焦燥感にかられて工作・査察・情報政治への誘惑が日に日に増し・・・という過去に何度となく目の当たりにしてきた茶番劇が再現されることになるだろう。 一方、韓統連の対北秘密送金事件に対する見解・姿勢には絶望感を感じさせるに充分だった。韓統連が自身や自身と波長の合う個人・団体を進歩・革新だの愛国・愛族だの統一・民主化闘士だのと言って自画自賛しようが、南北首脳会談は、朝鮮半島の分断に終止符を打つ偉大な快挙であり、後世の歴史家をして「ベルリンの壁崩壊にも匹敵する歴史的な出来事であった」と高く評価するであろうと欣喜雀躍しようが、我々の関心外のことであるが、ここで確実に言える事は、法と原則を無視して目的が手段を正当化できないということである。 理念性向が保守か進歩か関係なく少数の政治家が自らの専有物であるかのように南北問題を扱えば、どれほどの弊害と国力浪費と国際的信認の失墜を招来させるかを金泳三と金大中は自らが恥辱にまみれることによって図らずも実証したといえる。こうした教訓をいかすには過去の対北政策を徹底的に厳正に総括しなければならず、そのためには対北秘密送金事件の真相解明が不可避であることはいうまでもない。しかし現状はそれとは逆行しており、不幸なことである。 対北秘密送金事件の捜査中止の名分として南北関係や統治行為論をかかげているが、説得力がまるでない。不純な動機や意図ではない送金ならば堂々と送金すれば良かったはずで、実定法に違反までして秘密送金する必要などどこにもないし、南北首脳会談実現や経済協力のために北朝鮮の特e齔ォからしてやむを得なかったというならば、前もって国民にその旨を詳細に披瀝して国民の理解を得るようにある程度時間をかけてでも説明責任を果たせば良いだけであり、何も急いで南北首脳会談をすることもない。 南北首脳会談をする以上は南北双方が万全を期して会談をより充実したものにしなければならないのは当然だろう。このように対北秘密送金事件に関して不可解な点や疑問点は1つや2つではない。だからこそ国会で議決までして政治的中立を保証された特別検事による捜査が開始されることになったのではないのか。疑惑があるからこそ捜査するのではないか。疑惑が解消され、真相が解明されてはじめて、南北首脳会談と対北秘密送金との関係や南北首脳会談の意義が判明し、司法処理の対象か否かを判断することができるのであって、特別検事は対北秘密送金の過程で不法行為がなかったかどうかを捜査しているだけで南北首脳会談の歴史的評価を貶めるために捜査をしているわけではない。 政治的中立を保証されたはずの特別検事の捜査が政治的思惑で中断されるとは話にならない。政治的中立を保証された特別検事が信用できないならば、何を信用して誰に真相究明の任務を託せばよいのか。いずれにしても対北秘密送金事件の完全な真相解明は必ず完遂させなければならない。そして将来いつの日か真相解明が完全に成され、南北首脳会談の汚い裏金による買収に金大中が関与したことが明らかになった時は、金大中は元老としての待遇や対北秘密送金事件に関するいかなる免責も期待してはならない。そして、ノーベル平和賞は直ちに返還し、放棄しなければならない。 しかし、現政権は当分の間、対北秘密送金事件にはかまっていられないかもしれない。今年に入ってからというもの、主な事件・疑惑だけでも、「官災・人災」にまみれた地下鉄放火事件・天安小学校サッカー部宿舎火災・学校給食食中毒事件・農協やテレフォンバンキング等からの顧客情報大量流出事件・インターネット麻痺による大騒動やら、前公正取引委員長・前金融監督委員長・前国税庁長・前大統領法務秘書官・前与党最高委員・前大統領の長男らの収賄事件やら、東亜建設前会長・大農グループ前会長・ヘッテグループ前会長など元大手企業首脳らによる贈賄事件や詐欺融資・業務上背任などといった公的資金不正関連事件やら、W杯エンブレム事業不正ロビーやら、前国防長官や国防部の前・現職施設局長らの軍発注工事にからんだ巨額収賄事件やら、前大統領秘書室長の巨額収賄疑惑に端を発した「金榮浣ゲート」やら、現職与党代表や前大統領の弟らの関与だけでなく、去年の与党大統領候補指名選挙資金疑惑や大統領選挙資金疑惑まで指摘されるまでに至り、収拾がつかなくなっているグッドモーニングシティ分譲不正事件やらで盧武鉉政権が「前政権の後始末」に忙殺されている様には、あきれ返って開いた口がふさがらない。 はたして前政権がらみの不正事件の表出に終わりはあるのかと惨憺たる気分にさせられる。それにしても政権が交替する度に大統領選挙資金疑惑が浮上し、当該政権がその沈静化に汲々とする様には幻滅させられる。これらに加えて盧武鉉の側近・親族がらみの不正疑惑、経済・労働・教育・外交等全ての領域・分野における無原則・無定見で一貫性なき人気迎合・公私混同・素人行政、相手と場所が変わる度に言葉が二転三転する大統領や閣僚ら、言論統制への異常な執着、公営放送局の私物化、北朝鮮の人権問題への度を越した無関心、非公式の「身内特別補佐官」の量産等々・・・。大統領就任から100日も経っていない段階で盧武鉉は「大統領なんてやってられない」と公言したそうだが、それを聞かされた韓国民は「韓国民なんてやってられない」心境だろう。 ただでさえ急増している韓国人の海外移民に拍車がかかりそうだ。大統領としての資質を疑うに充分の発言であり、そんなに弱音が出るくらい自信を喪失しているにならば、即刻辞職すべきだろう。ただでさえ与野党問わず、「税風」だの、「北風」だの、「兵風」だの、「何々ゲート」だの、「何々リスト」だの、「何々企画書」だの枚挙にいとまがないが、これ以上何か言及する気力は、もうない。不正疑惑の当事者らは決まって平然と嘘をつき、責任転嫁に忙しく、「自分を陥れるための陰謀だ」などと戯言を吐き、司正当局は権力の侍女として「標的捜査」に没頭するだけだ。今や「不正・不法行為をしないほうが馬鹿」とでも言わんばかりの堕落しきった末世となった。 市民は権力に対して無限に寛大でなければならないのか。この先もどれだけ愚弄され、裏切られ続けることになるのか。韓統連にしてもそうだ。北朝鮮の人権問題を完全に無視し、異常な独裁体制について一言も言及する勇気も意志もない臆病者・卑怯者集団に、国連人権委員会の北朝鮮人権決議を政治的策略だと罵倒する無礼・破廉恥集団に、異見には耳を傾けず、「南北統一問題を主導しているの2ヘ我々だ」と言わんばかりの独善・偽善集団に人権だの民主主義だの統一だの語る資格はない。 一方で無視される人権があり、他方で保護される人権があるとでもいうのだろうか。北朝鮮の政治社会体制や人権・公衆衛生状況への言及を見事なまでに徹底して回避し続ける理由は何だろうか。そうした人権に関する2重基準的アプローチをいつまで続けていくつもりなのか。韓統連や韓総連などのいわゆる「進歩・愛国団体」は「利敵団体」の指定解除を叫ぶ前に自らの偽善的言動を猛省する仕草でも見せるべきだ。今この瞬間にも、政治犯収容所での強制労働・拷問・虐殺や残虐な公開処刑、餓死者量産、人食い等が横行しているだろうが、こうしたことは、「進歩・愛国団体」の耳目をひきつけるまでには至らないようだ。 「進歩・愛国団体」を「鉄面皮・非情団体」に看板をかけかえた方が良いだろう。国家保安法によって人権を蹂躙された者らに対して注がれている愛情や献身の内のわずかでも北朝鮮人民や今もさ迷っている脱北者らに向けてほしいものだ。そんな単純な理屈すら受け入れられないくらい思考・思想が硬直化した「脳死団体」ならば、その「脳死団体」とやたらと「波長」の合うという盧武鉉率いる自称「参与政府」とともに表舞台から消え去ればよかろう。 「有事法制反対」だの、「軍国主義反対」だの、「靖国神社参拝反対」だの、「歪曲歴史教科書採択反対」だの騒々しくわめき立て、日本の安全保障や思想・信条・死生観を全く無視して平然と内政干渉的妄言を執拗に繰り返すだけの無知・単細胞・傲慢不遜で反省することを知らない輩に居場所などなく、またあってもならず、存在価値すらない。奴らのそのような無礼な振る舞いを、悪い癖を、行儀の悪さをただしてやらなくてはならない。独善と虚偽でまみれた国定歴史教科書でもって世界の国家・民族を序列的かつ競争的に描写して、他民族への不信・嫌悪・優越意識を次世代韓国人に植え付け続けるという愚行をやめさせ、世界中の良識ある歴史学者が一致結束して圧力をかけ続けてでも「正しい歴史認識」を植え付け続けて、目を覚まさせてやらなければならない。 朝鮮半島だけでしか通用しない身勝手極まりない、ご都合主義一色の「朝鮮民族中心史観」に毒され、うぬぼれている奴らの鼻っ柱をへし折ってやらなくてはならない。自らの確信する理論・理念を正当化するためには、歴史的事象や現在の国際世論・情勢の歪曲・捏造・誇張すら、ためらわない奴らを啓蒙してやらなくてはならない。将来、イラクのように北朝鮮の実像が白日のもとにさらされ、これまでの北朝鮮に関するマスコミ報道や各国政府・国際機関・NGO等の発表が事実だと実証された場合、「進歩人士」を気取っている奴らは、どの面を下げて生きていくのか、見物である。どうせ、日本人拉致事件が事実だと判明した去年のように白々しく驚愕してみせるだけだろう。そして「民族時報」や「韓国の声」等に内容が貧困かつ稚拙な文章で一色となり、それ以降も愚かな現実逃避を反復していくだろう。 北朝鮮の人権問題への恐ろしく冷淡な「人権弁護士率いる政府」と「人権・進歩団体」が人権や民主化を公然と叫ぶ希代の寸劇をやめさせなければならない。民族感情を前面に押し出して根拠のない主観的かつ感傷的な「北朝鮮観」を拡散させ続ける安保不感症・道徳不感症患者らによる希代の寸劇をやめさせなければならない。そのような寸劇をだまって観劇しているほど、もはや我々は慈悲深くはなく、愚かでもないのだ。世界の大多数の節度ある良心的な人々の目を、民心を少しぐらいはおそれよ。 いずれにせよ、今日に至るまでの歴史を顧みれば、朝鮮民族には自治・統治能力がないことは明らかである。朝鮮総督府でさえ、罪人が法廷に出廷するときや公道に出るときは、網籠をかぶせて顔を見せないようにするといった人権上の配慮をしたというが、そのような「配慮」すらできていないのが朝鮮民族である。朝鮮民族が自主・独立路線で国家運営を推進すれば、北朝鮮のような世界人類史に例のない、世にもおぞましくグロテスクな「腐敗王朝」を生み出すだけだ。 腐敗堕落を極めた歴代政権に幾度となく憲政を破壊され、民権を蹂躙され続けてもなお、韓国という国家が現時点でどうにか存続できているのは、米軍が韓国軍の作戦指揮権を掌握して韓国に睨みをきかせていたからに他ならない。これこそが「北」と「南」の決定的差異であり、分水嶺である。ゆえにこうした歴史的事実から導かれる必然的・論理的帰結は、朝鮮半島の平和と安定の実現には「外勢」あるいは国連による信託統治しかないということである。国際社会が常時怠りなく積極的に関与し続け、その支配下に朝鮮半島を置かない限り、愚かで哀れなだけの朝鮮民族の軽挙妄動や暴走を制御できないのだ。もはや朝鮮民族に期待するものは何もない。 朝鮮民族が何か行動を起こす度に、それが世界の頭痛の種となって世界を混乱させるだけだ。そんなことは、「北」の国家レベルでの麻薬・武器の輸出・拡散、極限外交や「南」の軍事政権による「コリアゲート」、「文民政府」による数々の「公安政局騒動」、「国民の政府」による裏金にまみれた南北首脳会談などでもう充分だ。しかし、現状から察するに「参与政府」も結局は、過去の政権の前轍を踏むことになるだろう。「歴史は繰り返す。1度目は悲劇として、2度目以降は喜劇として」という格言は、朝鮮民族のためにあるような格言であろう。大統領の親族や側近、政府高官、高級官僚などが何人不正連累して拘束されようが、司正当局が「現在進行形の権力」には阿諛追従し、「過去の権力」には容赦なく司正の刀を振りかざすという2重基準ぶり発揮しようが、新党結成だの脱党宣言だのと騒ぎながら政局をかく乱させるだけの「政治曲芸師」らや権力周辺に雲集して甘い汁を吸うしか能のない、成功率ほぼ100%の「やり手請託ブローカー」らがどれだけ跋扈しようが、もはやどうでもよい。そのような「韓国病」は永久に治らない「不治の病」なのだ。全ての朝鮮民族はよく認識すべきである。統一にしろ、平和構築にしろ、朝鮮半島の諸々の問題は「他力」によってでしか解決されないということを・・・。 ■回答
ご投稿有り難うございました。 自由史観研究会理事 杉本幹夫
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