6.戦没者に感謝の誠を捧ぐ

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 靖国神社社務所では崇敬奉賛会会員に対し、機関紙「靖国」を毎月送付して戴 いている。

 この冊子の後段には、戦没者の皆様の遺書が掲載されてくる。多くが二十代前 半の方々で時には十八、九の少年兵の遺書もある。  父や母に感謝し国のため死地に赴くを誇りとする言葉。弟妹の将来を案じ立派 な人間となるよう努力を願う言葉。妻に対し子の将来を託す言葉。靖国の桜花と なって帰る、再会の機ありて悲しむべからずなどなどの言葉で綴られている。  国家存亡の危機にあって、決死の覚悟を持って死地に赴く兵士。その心の声に 途方もない感涙を覚えざるを得ない。

   現代に生かされる我々は、もし人生の終焉に至るもこのような立場に遭遇する ことは恐らくは無いであろう。拠ってこれら兵士の心と気持ちを共有することは 決して出来得ない。もし可とすれば、時代の状況と人々の心根を充分理解するこ とが必要なのであるが、人の精神を司る教育自体が全く異なっており、高度な修 練を積んだ先人に近づくことは至難である。  少なくも我々には、好むならばあらゆる資料の入手が可能である。もし先人た ちに少しでも近づき歴史的教養を高め、先人に感謝する心を養い、残る人生を心 豊かに過ごすを願うならば、おのずから道は開けるであろう。

 十月一日発行の「靖国」には、回天特別攻撃隊に所属する二十三歳の海軍大尉 の遺書が掲載されておりました。

明朝出撃します
御両親様

人生二十五年転変の世に処し、回天特別攻撃隊千早隊の一員として愈々明朝出撃 することゝなりました。唯今申し上げ度きは、御慈愛を深く感謝致すと共に、敵 爆沈に集中成功を期するのみであります。菊水の兵器に乗り、白鉢巻の中に御両 親様の御写真をひそめ、千人針に膽を締めて、敵撃滅に猛進する小生の姿を御想 像になられ、尊継は聊か御国の御役に立ち得たることを喜んでやって下さい。 では行きます。

 この遺書に接し、なんと崇高な愛国心であろうかと感涙なくして拝見できな い。時代の情勢や開戦への経緯など詳細なる史実を知り得たる時、無念で哀しく 悲痛な涙を覚えると同時に、国家のため犠牲となられた多くの戦没者に報いるた めにも、常に感謝の気持ちを携え、日々を送りたいと願っている。

 今多くの日本人が、間違った歴史教育と国家の一員としての自覚を逸した恥ず べき行動を容認する教育を受け、日本の新聞がせっせと種を撒き育て上げてきた 近隣国家の反日教育と常軌を逸する反日行動を、仕方なしとする自虐世代が増加 している。

 原因は東京裁判史観による日本罪悪説と侵略国家意識にある。而して、これを 事実と信じ疑いを持たない諸兄は、”崇高なる?”意識でその先鋒である日章旗 と国歌を拒むのである。

 この人々に問いたい。多くの戦没者が遺書の中に慈愛に満ち気高く誇り高い心 の内を表している。そして崇高なる愛国の精神を届けているこのような精神を具 えられた方々が、本当に残忍な殺戮や侵略を行ったのでしょうか。先にも触れま したが、多くの歴史研究者の手により、あらゆる資料の入手や史実の検証の結 果、日本の戦争は止むを得ない戦いであり、国家存亡のための避け難い戦いで あったことはすでに明白となっております。

 願わくば、切っ掛けは疑いであっても結構です。皆さんが歴史について再確認 しようとするお気持ちが生まれんことを期待します。  来る十一月十四日は、我が伯父がレイテ島の激戦にて戦死した日、今年も靖国 にて伯父や戦没者の皆様に感謝の意を届けたいと思います。

 

岩崎芳夫


7.掲載のお願い

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始めまして、ジェンダーフリーHPの管理人 富士山2000です。

「授業づくり最前線」お読みしましたが、このような授業は感動です。

「究極の愛 ― 自衛隊パイロットと特攻隊員」
朝日的批判の多い中、今の子供達に「真の犠牲的精神」を現在と過去から教えて くださり感動いたしました。 惜しむらくは、最近の内容が少ないのが残念です。 ご活躍と、ご発展を祈ります。

お願い

  服部 剛様の 「ジェンダーフリー」って何でしょう」の授業を私のHPで 全文掲載したいのですが、許可頂けませんでしょうか? より多くの方に知っていただきたく思いますので、 わりとジェンダーフリーでは、良く見に来る人が多いサイトです。

ご返事お待ちしております。

「ぶっ飛ばせジェンダーフリー真の男女共同参画社会 」
HP: http://plaza.rakuten.co.jp/hisahito/

■回答

  

評価していただき有り難うございました。

見せたい頁にリンクをとっていただくことでどうでしょう。 他の頁から、我々の頁にリンクすることはOKと言うことにしていますので。

担当理事  杉本幹夫


8.伊藤博文暗殺の犯人

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はじめまして。自由主義史観の皆様には、如何お過ごしでしょうか。ホームページ、 興味深く拝見しています。 私は歴史に殊更明るいほうではないのですが、日本人自身に対して自虐的である、現在の歴史教育には、違和感を覚えております。

さて、唐突なことで恐縮なのですが、一つ気になることがありましたので、質問も兼ねてお便り申し上げます。先月のことです、某局にて「時空警察」なる番組が放送されておりました。この番組は、「知られていない歴史の真実」を探り伝えることを目的としており、様々な資料を検討して、それらを物語的に脚色してテーマ別に展開していました。

その中での「伊藤博文暗殺」の項にてのこと、そこで番組が「教科書で教えない真実?」として伝えていたのが、「安重根が博文を暗殺した、というのは冤罪で、実際は日本軍のスパイが博文を殺害しており、 それを隠蔽せんがために安に罪を着せた」 というものでした。私はこの内容にいたく驚きました。そんなことが真実なのでしょうか?勉強不足な私ではありますが、どうも解せませんでした。

番組では、当時の伊藤博文随行員の資料(日記など)を元(証拠)として上記の概略を展開、博文の遺体の解剖がしっかりと行われなかった(と、番組ではしています)ことなどもあわせながら、「安は純粋な独立運動家。韓国を思い、祖国のためになることを最後まで思索し続けた男であり、 (韓国併合に必ずしも積極的ではなかった)博文暗殺にはいたらなかった。暗殺は冤罪。」 という結論を提示し、ドラマチックなかたちで終っていました。

以下に、番組が提示する「あらすじ」を載せておきます。

☆1909年ハルビン駅で初代内閣総理大臣 伊藤博文がテロリストの凶弾に倒れた。

犯人は朝鮮の独立運動家・安重根。しかし…!「犯人は二人以上いた。」と証言した人物がいた。伊藤の随行員 室田義文である。暗殺当日のハルビン駅に降り立った伊能。安とは別の狙撃犯は、一体何処にいるのか?刻々と暗殺の瞬間が迫る。走る伊能。しかし…。 伊藤博文の検死にまつわるミステリー。次々と隠蔽される事実…。一体どんな力が、何者の企てが?死刑台へとむかう安重根の言葉に伊能は歴史の無情さを知る…。

番組は物語的な要素が強いために、何処までが本当かは解りません。しかしながら「歴史の裏の真実」と謳っている以上、責任があると思います。本当に安は博文暗殺の張本人ではないのでしょうか? 日本人が博文を殺したのでしょうか?軍の一部の人間の暴挙に博文が犠牲となった(番組での主旨は そういうものでした)とは…私には思えないのです。

番組は、現在の「韓国ブーム」にのって、このような「曰く真実」を提示することで迎合しているのではな いか、という疑念すら私の頭には浮かびます。穿った見方でしょうか。

その他にもいくつか番組ではテーマを設けて「裏の真実」を紹介しておりましたが、そのどれもが歴史の英雄・政府(権力?)批判に満ちた内容でした。それらが真実か否か以前に、(子供たちも見るであろう)「歴史番組」として放送したことは、私にとって憤慨の極みであり、実際、由々しきことであると思います。如何でしょう。

以上の問題(伊藤博文の件・番組の是非)に関して、自由主義史観の皆様の見解をお聞かせください。 初めてのお便りにて、本当に恐縮なのですが、お願いいたします。

■回答(A)

  

メール頂き有り難うございます。

伊藤博文暗殺事件の真犯人は別にいたとの話は、以前にも聞いたような記憶がありますが、ケネディ大統領暗殺事件の真犯人は別にいたとの話同様、今更確証が出てくるはずがなく、水掛け論に終わる話です。従って私は興味がありません。

私自身はスチーブンス暗殺事件、伊藤公暗殺事件、李完用刺殺未遂事件、寺内総督暗殺未遂事件とつながる新民会の系列、つまり民族独立運動派の引き起こしたものと考えるのが自然だと思っています。又安重根自身も撃ったことを自供しており、彼の弾が致命傷でなかったとしても、彼も犯人の一人であることは否定できないのではないでしょうか。

又韓国併合は伊藤の死以前に閣議決定されています。

自由主義史観研究会 理事  杉本幹夫

■回答(B)

  

伊藤博文暗殺事件についてですね。私も、実際の犯人は安重根でなかったような感触をずっと以前から持っています。しかし、もしそうだとしても、犯人は『実際は日本軍のスパイ』という説はまず考えられません。架空の小説にもならない話です。こういう発想自体が重傷の自虐史観から来るのでしょうね。この点で貴方がテレビ局に対して抱かれた感想は正しいと思います。もし、別の真犯人がいるなら、例えば恨みを持っているロシアの皇太子の関係とか、そちらの方なら、まあ、小説にはできると思います。

ただ、別犯人説は歴史的に証明されていることではないので、ここでは、私はこういう問題に深入りしません。 また、私は、この事件のポイントは下記のところにあると思います。

伊藤博文は日本にとって、米国でのワシントンやリンカーンに相当する人物です。朝鮮についても、現在は独立した国を営む能力はないけれれど、将来は独立して一人立ちできるように心を配っていました。

安は名を売りたかったのか、考えが足りなかったのかわかりませんが、そういう英雄を殺したテロリストです。しかし、当時の日本は、ちゃんとした裁判をやっています。また、安に自分の大義名分や思想を述べさせ、それをきちんと公平に伝えています。そのために安は、現在のように評価されているわけです。

もし、現在も、韓国や北朝鮮で、同じようなことがあったとしたらどうでしょうか。拷問され、とにかく口を封じられたまま処刑されるでしょう。もし、チベット独立運動家が江沢民を暗殺したらどうでしょうか。この意味で当時の日本は、現在の北朝鮮や韓国や中国よりも、1世紀以上前の時代であるにもかかわらず、この点は文明的であったと思います。

当時の日本と言う国を考える場合には、上のことがポイントになると思います。事件自体は考えの足りない人間が偉人を暗殺したというだけです。例えるなら、敗戦や空襲に怒りを感じる日本人が、マッカーサーとかトルーマンを暗殺するのに近いものです。

 

自由主義史観研究会 会員  渡辺 龍二


9.「右傾化」を懸念する声をどう思われますか?

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ナショナリズムに関する研究をしており、卒業論文では現代日本のナショナリズムを整理したいと考えています。

私は、一部の人々が「新しい歴史教科書」や卒業式での日の丸・君が代を取り上げて、「軍国主義の再来」という、やや短絡的な構図を持ち出していることに疑問を感じていますが、かといって、彼らの懸念が全く的外れとも思えないでいます。

その為、皆様に幾つかの質問をさせていただきたいのです。

@ オリンピック・サッカーW杯では、若者が日の丸を振り、君が代を大声で歌うなどの「愛国心」が見られます。これを健全なナショナリズムと評価する声もある一方、「彼らが愛するのは日本ではなく、日本代表チーム」という声や、こうしたスポーツ・ナショナリズムが国粋主義につながることを懸念する声もあります。 「自虐史観」教科書で育った最近の若者のこうした「ナショナリズム」を皆様はどのように評価されますか。

A「自虐史観」について。
私は「新しい歴史教科書」が軍国主義礼賛の教科書だという左派の多数の考えには納得いきません。しかし、「自虐史観」をする人々は、必ずしも日本を貶めようとしているわけではないと思います。ただ、アジア諸国と共通の歴史認識を持ちたいと考えているのです。それは韓国や中国の言い分を鵜呑みにすることではありません。共に歴史を検証し、双方の主観ではない明らかな「歴史の真実」を共に見つめたいということではないでしょうか。

純粋に「日本に誇りを持ちたい」という皆様のお考えを、左派の人々が曲解することを悲しく思います。同時に純粋に「近隣諸国と理解しあいたい」と考える人々の考えを、皆様が誤解されることも悲しく思います。両者は決して対立関係にはないと思うのですが、皆様はいかがお考えでしょうか。

B東京都卒業式における日の丸・君が代「強制」について
皆様がおっしゃるように、国際的に見ても国歌・国旗を尊重することはマナーです。更に、都立高教員という「公務員」が通達に従わないことは、子供に社会生活のルールを教える場としての学校にはふさわしくないかもしれません。

しかし、日の丸・君が代に抵抗する教師が主張しているのは、「歌いたくない人間にまで歌わせる」ことによって起こる、「思想・良心の自由の侵害」ではないでしょうか。公務員は全体の奉仕者、「国民」への奉仕者です。例え少数であれ、その国民の思想・良心を侵害する通達が出された時、誰も抵抗することが許されないようなシステムが、学校で作られつつあることに、一部の教師達は不安を感じているのです。その意味でこれは、単なる国旗・国歌尊重云々の問題ではなく、「権力を持った者が、彼らが正しいと思ったことを、国民に有無を言わせずルールとして押し付ける」ような国へと、今後日本が変貌していくのか否かの問題だと思います。国旗・国歌尊重は「国際社会の常識」で「正しい」としても、このような前例を許せば、将来は国を破滅に追いやるような政策にすら、私たちは有無を言えないまま従わざるを得ないかもしれない――そんな教師達の不安に対する、皆様のお答えをお聞かせください。

C私は日本のナショナリズムには大きく分けて二つの流れがあるように思います。

一つは、「つくる会」のように、純粋に日本の誇りを取り戻したいとする流れ。または、過度の個人主義の進展でバラバラになってしまった社会を繋ぐ「公」を大事にしたいという流れ。

もう一つは、地球規模での経済利権を追求するため、日本の大国化を望む流れ。彼らはその手段として見せかけの国際協調路線を取り、対米協力と共に、中国や韓国に対し「一定の」謝罪を行ないます。

この二つは本来対立しています。後者の進める新自由主義的経済が進展すれば、人々はますます個人主義に走り、日本人としての自覚は失われます。

しかし、現在、両者は一体化しつつあります。経済利権から対米追従を唱える人が、日本の誇りや「公」の大切さを説いて、国民をまとめようとしています。私はこの流れに、本来の「つくる会」の目的が利用されているように思うのです。

そこで、皆様は現状の日米同盟や、アメリカ型の市場経済の進展をどう思われるか、お聞かせください。

質問は以上です。

私は貴ホームページの「ご意見箱」で、スタッフの皆様が、あらゆる意見、批判に対し真摯に対話をしようとする姿勢に感動しました。多くのメディアで見られるような感情論のぶつけあいではない、こうした「実のある対話」を通して、貴会の主張が少しでも多くの人に届くことをお祈りします。

■回答(A)

メール有り難うございました。貴方の真摯な態度に共感します。

私は理事の一人であり、私の意見が自由主義史観研究会を代表していると考えって貰っては困ります。 我々の研究会は、反マルクス主義史観であることは共通していますが、個々の問題については、あくまでその人の自由であり、何の拘束を受けるものではありません。

さて貴方の質問に対する回答です。

@お説の通り3つの意見があると思います。その中で前2者の意見のどちらが多いかは分かりません。最後の意見は若者の感情ではなく、「愛国心」を非難したい人達の意見ではないでしょうか。

A「それは韓国や中国の言い分を鵜呑みにすることではありません。共に歴史を検証し、双方の主観ではない明らかな「歴史の真実」を共に見つめたいということではないでしょうか。」全く同感です。現在のマルクス史観に基づく歴史観は全く歪曲されています。

貴方は金日成に支配された北朝鮮人、毛沢東に支配された中国国民が同民族に支配されたから、幸福だったと思っておられますか。

マルクス史観では労働者は資本家に搾取されるもの、植民地は宗主国に搾取されるものとして、その史実を探すことのみを考えて、真実の歴史を追究しようとしません。

私は統治の評価は民族の違いではなく、その時代に国民生活がどの様に進歩したか、差別が少なくなったか、自己実現の機会が増えたかで評価すべきだと思っています。

近隣諸国とは、彼らの意見に唯追従するだけでなく、真実の歴史を議論することによってのみ、解決されると思います。その為に必要なことは、彼らに言論の自由を要求することです。

B私は国家、国旗に対する都知事の態度は当然であり、ルールを守らないことが、信条の自由として許されるとは思いません。

現在の社会不安の大半は「公」より「私」を重視し、「何をやっても個人の自由でしょう」との考えから来ているように思います。

C私はこの二つの流れが対立するものではないと思っています。

私は日本の誇りを取り戻したい、「公」を「私」より大事にすべきだと思っています。又対米協調が日本の安全保障のため、最優先課題と思います。

中国や韓国の主張に追従することが日中友好、日韓友好に繋がるとは思いません。大正後半から昭和初期の幣原外交によって日中関係が改善されたでしょうか。支那は唯つけ上がっただけではないでしょうか。

カール・カワカミ著/福井雄三訳 『支那大陸の真相』展転社
ラルフ・タウンゼント著/田中秀雄・先田賢紀智訳 『暗黒大陸中国の真相』芙蓉書房
を一読することをお勧めします。如何に中国の主張が間違っているかが分かります。

自由主義史観研究会 理事  杉本幹夫

■回答(B)

  

HPスタッフの渡辺と申します。返事がおそくなって申しわけありません。 @<オリンピック・サッカーW杯では、若者が日の丸を振り、君が代を大声で歌うなどそういう光景> は、本来はごく普通のありふれた光景だと私は思います。もちろん国旗に反対したりとか、革命をめざす若者も少数派としていると思います。アメリカでもフランスでも大多数の人は自国の国旗には誇りを持ちますよね。

A「自虐史観」について。

中国や韓国の「史観」とは、一致はしないと思います。これは不可能だと思います。

<「近隣諸国と理解しあいたい」>

言葉としては全く問題ないと思います。でも、タイもマレーシアもアメリカもインドも・・・、どこの国も例えば「新しい歴史教科書」に文句を言ったりはしません。また例えば、靖国神社の問題でも、左翼の方は中国と韓国と「近隣諸国という言葉」を意図的に混同させようとするのですが、「近隣諸国」という言葉は宣伝に使われるので注意しなければならないと思います。

B東京都卒業式における日の丸・君が代「強制」について

例えば、塾なら、そこの方針として日の丸を破ったり君が代を侮辱したりしても、それは思想信条の問題であって、どうこうする問題ではないと思います。例えば、私立学校で日の丸でなく、韓国や北朝鮮の国旗の方を尊重する学校があってもよいと思います。

大学の授業で教授が、日の丸・君が代に反対の講義をしてもいいと思います。

問題はそういうことではないと思います。小中高の公立学校の先生(公務員)であれば、個人の思想や宗教に関係なく、日の丸・君が代に対しては、常識的に扱わなければならないということだと思います。

C<私は日本のナショナリズムには大きく分けて二つの流れがあるように思います。そこで、皆様は現状の日米同盟や、アメリカ型の市場経済の進展をどう思われるか、お聞かせください。>

○日米同盟について

戦前の日本の間違いの第一は、日英同盟の破棄にあると思います。日英同盟を破棄して言葉だけの多国間同盟に移ってから、だんだん日本の進路はおかしくなりました。戦後は日米同盟を堅持しているので、これまで無事にやっています。自由主義と民主主義という日米に共通する思想面からもこの選択は間違っていないと思います。すべての国(人)を同じように仲良くというのは、理念の問題であって、この国際環境の中で、それを言葉通り実行しようとすると自国の破滅(自分が泣くだけ)になります。

○アメリカ型の市場経済の進展

もともと、経済とは市場経済・資本主義経済なのです。ただ国家による統制や規制というのも必要です。しかし、経済の効率や政治的自由の点からも、国家の経済統制は必要な部分に限るべきです。原則は自由な市場経済であるべきです。それは、ソ連や東欧や中国や戦争が激しくなった頃の日本などの過去の歴史を見れば明らかです。

たくさんのご質問でしたので、簡潔に答えました。すべて私の個人的な考えです。意に添わない回答かもしれませんが、それが視点の違いであり、そういう違いがあることは良いことだと思います。

自由主義史観研究会 会員  渡辺 龍二


10.日本語による日本現代史(特に占領下のもの)の本を教えてください(原文:英語)

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私は日本にいる留学生で、日本現代史についてもっと勉強したいと思っています。あなたたちのサイトはとても役に立っていますが、日本語で書かれた現代史、特にアメリカの日本占領当時を扱った物をご存知ありませんか?現代またそれ以前の日本に関する知識をもっと広めたいと思っています。

■回答

  

ある私たちのスタッフは貴方の興味ある課題へのきっかけとして次の本を紹介してくれました。
1. 「検証 戦後教育」高橋史朗著(広池学園出版部) 
2. 「閉ざされた言語空間」江藤淳著(文春文庫)
3. 「真相箱の呪縛を解く」桜井よしこ著(小学館文庫)

3冊の本すべてが占領期間中、アメリカが日本人へ実行して大成功し、大変大きなな影響をあたえた、日本の戦争有罪論について論じています。そしてこの計画は大成功でした。われわれの文化や教育遺産を永久に変質・捏造し、これを強力に日本人に埋め込んだのです。これはわれわれのアジア近隣諸国、特に中国と韓国に大きな影響を与えました。これらはどの本屋でも入手可能であり、地方の図書館や大学の図書館でも間違いなく閲覧できるでしょう。

自由主義史観研究会 会員 野口ひかる(丸山昌久訳)