1.軍部と行政について

■投稿

軍人としての階位を持つ人間、例えば陸軍や海軍の大将などが朝鮮総督や台湾総督になったとします。すると、軍が朝鮮や台湾を統治する、いわいる軍政と考えるべきでしょうか。それとも、軍の階位をもっている人間が総督になったとしても、軍という組織と指揮権などの関係は全くなく、行政の総督という身分しかなかったと考えるべきでしょうか。

つまり、軍という組織の中で働く軍人というのは、参謀や部隊などに所属するものであって、大将・中将などの階位をもっていたとしても、行政に地位があるのなら、軍とは全く別物と考えるべきですか。

■回答

朝鮮総督は「天皇に直属し、諸般の政務を統制し、内閣総理大臣を経て上奏し、裁可を受く」 台湾総督は「拓務大臣(初期の時代は内閣総理大臣)の監督下に諸般の政務を統理する」とあります。 従って軍とは独立しています。

3.1独立運動までは「陸海軍大将または中将をもってこれに充てる」とあり、総督は軍から起用されています。しかし上記の文から見て軍政とは思いません。 又軍といっても、陸軍大臣の系列と参謀本部の系列があり、又夫々の立場で夫々の意見があり、一枚板ではありません。

自由史観研究会理事 杉本幹夫


2.あなた方の主張も、結局は偏ったものではありませんか

■投稿

このようなホームページがあることを初めて知り、拝見させていただきました。率直な感想は、貴会の主張も結局は偏った立場に立ったものではということ。歴史の正しい事実を示すというような趣旨らしいですが、ホームページ内のご意見箱などをみると、なにかムキになって日本のこれまでの歴史上の行いを肯定しているような感じをうけました。

例えば南京虐殺について、絶対にあったと肯定する意見があるが、ほんとのところはどうなの?という質問がありましたが、その回答で、南京虐殺を肯定するには証拠がないし肯定派の主張は矛盾が多い点などを挙げて否定されたが、火のない所に・・というように、このような「南京虐殺」という主張がある時点で、本当の虐殺は歴史上もしなかったとしても、虐殺といわれるような行いは多少なりともあったということにはなりませんか。そこらへんの可能性は無視して否定するあたり、日本を卑下するこれまでの歴史認識の立場とは逆の、これまた偏った立場の人たちなのかな、と思いました。至らない文章で失礼しました。

■回答

HPを読んでくださってありがとうございます。 QアンドAコーナーの南京大虐殺を書いた渡辺と申します。

南京大虐殺は、日本軍が殺戮の宴をくりひろげて何十万人もの市民を虐殺したというイ メージで世界に宣伝されています。その嘘の宣伝を明らかにする趣旨で書きました。も し南京大虐殺が本当にあったのなら認めなくてはなりません。しかし、とんでもない全 くの嘘が広められていたのです。例えば、現代の中国人の多くはその嘘の宣伝を信じて いるようです。

もちろん戦争は残虐なものであり、いつの時代のどの国の軍隊にも、戦う双方の軍隊に ある程度の戦争犯罪行為や残虐行為は常に付随します。しかし、もちろん南京大虐殺は 、そういう問題ではありません。今では多くの学者や研究者のおかげで、日本国内では 南京大虐殺論はなりたたなくなっています。日本国内では事実が少しづつ知られてきま した。それでも南京大虐殺を主張してきた人たちは、例によって巧妙なすりかえをおこ なおうとしているようです。注意しなければならないと思います。

貴方がどのへんに疑問をお持ちなのかわかりませんでした。それで、一 般的な回答になってしまいましたし、ぶっきらぼうな口調になったかもしれません。そ う感じられたならおわびもうしあげます。もし、ご意見ご質問などございましたら、st aff@jiyuu-shikan.orgを通してお願いします。

自由史観研究会会員 渡辺龍二


3.女子挺身隊について

■投稿(1)

今、大学で従軍慰安婦の虚構性についての論文を書いているんですが、 女子挺身隊とは具体的に何年から始まったのでしょうか? インターネットで探してみると、44年から始まったとするサイトもあれば 43年から始まったとするものもあります。 果たして一体いつから始まったのでしょうか?

そしてこれがまた重要なのですが、台湾や朝鮮ではいつから女子挺身隊が結成された のでしょうか? 徴兵制が遅れたことは知っているのですが、挺身隊も、もしかすると遅れたのではな いでしょうか? 慰安婦についての資料は結構探せるんですが、挺身隊についてはなかなかみつかりま せん。

慰安婦の人数、割合等はそちらのサイトにありましたので、大丈夫なのですが、 挺身隊についての人数、各国人の割合などもおわかりでしたらお知らせ願えませんで しょうか? お忙しい中、本当に申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願いします。

■回答

名越二荒之助『日韓2000年の真実』の中のコラムによりますと、女子挺身隊とは軍需産業部門の労働力不足を補う戦時徴用の一環として、昭和19年8月に女子挺身勤労令を発したことに基ずくものだとの事です。

中央公論社の『日本の歴史・別巻』の年表では、「昭和19年1月女子挺身隊結成される」との記述があります。又6月に「中学以上の学徒勤労動員本格的に開始される」という記述があります。

私は女学生の勤労動員に挺身隊と名前を付けたものだと認識していました。 詳細は知りませんが、慰安婦とは全く無関係なものです。

自由史観研究会理事 杉本幹夫

■投稿(2)

丁寧なご返事ありがとうございます。 実は韓国の女性の友達からも、従軍慰安婦について質問されたんです。 幸いにも彼女は冷静に議論のできる人なので、大変有意義なものでした。 色々と経過について調べて、彼女自身の頭で考えられる情報を送ってあげました。

やっぱり韓国人は挺身隊と慰安婦について誤解をしているようです。 その誤解を一から説明しないといけませんでしたから、詳細な情報を知りたかったん です。 どうもありがとうございました。

本当に一部の日本人、政治家、学者、マスコミによって日韓関係がさらに滅茶苦茶に されたのを 思うと本当に腹立たしい限りです。どうやら韓国は中国と共に歩んでいこうとしてい るようですが、結果的に 歴史の必然性、歴史は繰り返すということなんだと思います。感情だけの冷静さを欠 いた中国のような 反日をしている限り、あの国には未来はないと思います。大統領も色々と訳のわから ないことを言っているようですし。幸いなのは「日本人だから」という理由で暴行し ないことでしょうか。

中国の反日運動を見て思いますが、おそらく満州事変、日中戦争の前夜もあの様な ことをしていたのでしょうね。幸いにもまだ邦人が殺されたわけでないので良かった ですが。 そして、反日運動を利用して、うまいタイミングで自分達の本音を洩らし始めました ね。 それに対して日本政府は及び腰で参ったものです。こういう時にアメリカ並みの意思 決定を してもらいたいものです。

色々と外から日本を見ていて、日本はいくらか目覚めつつあるというのが自分の感想 です。 しかしまだまだ先の見えない、予断を許さないくらい弱いものです。特に政治、軍 事、教育の各分野において。 でも「だんだんと先生方の努力が実りつつある」というのは間違いないと思います。 日本の中では間違いなく変わり始めているのですから。

ただ不安なのが、やはり海外(欧米)では、日本のプロパガンダのイメージが残って いる国が数多くありますから 何らかのアクションが必要ではないのかと思います。これはやはり日本自身が変わっ た後でないとできないのかも しれませんが、少なくとも多くの欧米人は南京大虐殺はあったなど、中国・韓国の主 張のイメージををそのまま持っている国が多いと、色々読んで思います。

話が長くなってしまいましたが、先生方のご活躍を心から願っていますし、心の底か ら応援しています。 これからも頑張ってください。私も私なりに頑張ってみます。


4.教科書が教えない歴史のHP

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教科書が教えない歴史のHP、拝見いたしました。

実は、私は、金 完燮氏の「親日派のための弁明」を読んで、韓国に興味を持つ にいたりました。それまでは、ほとんど韓国には興味など無く、教科書問題や 竹島問題がニュースとなっていても、どっちでもいいではないか、と殆ど関心を 持つこともありませんでした。しかしながら、最近、様々な情報、記事を目にして、 自分がこれまでに取ってきた、無関心、事なかれ主義の態度に反省するとともに、 日本の外務省のとっている事なかれ主義の態度は、自体の悪化にさらに拍車を かけていると感じました。

たとえば、中国では現在暴動が起きています。中国の 政治家の方々は、日本の歴史問題の対応が問題だという発言をしていますが、 私自身は、中国の捏造された歴史で国民を洗脳する政府の教育方針にあると 思います。韓国も同様だと思います。日本人は、紳士的な民族で、たとえ相手が 間違っていても、たとえある程度自分が犠牲になっても、割と黙っている 事が多いです。が、いくらこちらが譲歩しても、中国、韓国は、さらに彼らの 要求はエスカレートするだけで、問題の解決どころか、それはさらに大きな 問題となるだけです。日本は、現在の自虐的な史観の教科書から脱し、 真実の歴史を伝えるべきだと思いますし、それに対する中国、韓国の反発 には真っ向から真実を述べ、それを科学的に裏づける証拠を示し、それが真実 であることを証明し、客観的な証拠を示して説得するというような 強い意志で望まなくてはならないです。また、中国、韓国などが非合理な 反日教育を打ち出したら、政府はもっと積極的に抗議する必要がありますし、 また、欧米諸国などの第3者にも、真実を理解して、調停をしてもらえるように 働きかけるべきだと思います。

現在の多くの日本人は、ついこのあいだまでの私同様、そういった国際問題 には興味が無く、真実の歴史に関する知識ももっていません。 過去に毅然とした態度で真実を発言した政治家で、辞任を余儀なくされた方 もいらっしゃいました。が、この問題は、国民、政治家の不勉強、 そして、政府に世論をつかむ為の普段からの努力が欠如していることがも 問題だと思います。これでは、政治家の方々も、真実を表立って述べること はできません。教科書問題は非常に重要ですが、国民一人一人が正しい 歴史を認識する、そして、韓国、中国が国際舞台で何をやっていることを 理解する必要があると思います。

近年、韓国が、日帝36年の歴史を捏造する のみならず、日本の文化を侮辱するような行為を堂々と恥も無く行っていること を知り、少々気分を害されました。彼らは、日本独自の文化など存在せず、 すべては韓国人が教えてやったと本気で思っております。韓国の教科書を 見ると、最近の若い韓国の人々がこう考えても仕方がないと思いました。 あるソースによると、韓国人は、剣道の起源は韓国と主張し、それを 韓国を宗主国としたオリンピック競技にしようとしています。これを知った ときは、はっきり行って、絶句いたしました。文化交流というのは、双方向の もので、例外なく片方が一方的に他方に教えてあげたという主張は、 あまりにも馬鹿げています。古代は、中国は非常に大きな文明国で、 日本には様々な文化が伝わっていますが、日本から韓国、中国に輸出された 文化もありました。日本は文化大国で、日本の文化の非常に多くのものが、 欧米などで受け入れられています。

韓国人には、他人を尊重する心がありません。人間関係同様、 国際関係は、お互いに尊重しあう気持ちが無ければ、うまくいくはずが ありません。われわれは、まず国民が真実を理解できるように、世の中を 変えなくてはいけませんし、そして、中国や韓国等、反日教育を行っている国を 変えるように努力する必要があります。彼らの捏造は、科学的なアプローチで 捏造だと証明できるものです。


5.真珠湾攻撃前の日豪関係について

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初めまして、HPは以前から拝見しておりましたが、この度質問がありましてメールを送らせて頂きます。 それで伺いたい事は第二次大戦中の日本とオーストラリアの関係についてです。

以前から日本がオーストラリアを攻撃した事は知っていましたが、ある掲示板で、 日本がオーストラリアを侵略(この場合、豪州を植民地化もしくは日本領土に組み込むと言う事らしい)しようとしていた、と言う意見がありました。 曰く『日本が勝っていたら今頃オーストラリア人は日本語をしゃべっているだろう』だそうです。

それで興味を覚えたのでオーストラリアの歴史を調べてみました。 当時のオーストラリアでは日本が侵略してくると思い込んでいたらしいという事と、宣戦布告はオーストラリアの方から行われたという事がわかりました。 しかし、当時の日本がオーストラリアをどうするつもりだったのかを記した本や又はインターネット上の掲載資料がなかなか見つかりません。

正直言って、真珠湾攻撃に先立つ日本の外交を見ていると、オーストラリアを植民地にする余裕(心理的な物も含めて)があったとはとても思えないのですが、実際はどうだったのでしょうか?

■回答

私もこの件についてはあまり知りませんので、回答が遅れました。

当時オーストラリアはイギリスの植民地(自治領)でしたので、日本のイギリスに対す る宣戦布告で、当然戦争状態に入ったと思います。 自治領という立場から、オーストラリアが宣戦布告したのですかね。

日本はとてもじゃないが、あんな広いオーストラリアに攻め込む余裕も意図もなかっ たと思います。 日本はアメリカとオーストラリアの連携を絶とうと、ガダルカナル方面へ攻め込みま した。 又ジャワ島を守るため、オーストラリア北部の空軍基地を爆撃しました。

オーストラリア側から見ると日本の破竹の勢いから見て、日本が攻め込んでくる恐怖 心を持ったことは十分考えられます。

自由史観研究会理事 杉本幹夫

■投稿(2)

お忙しい中回答して頂き、誠にありがとうございました。

オーストラリアに関するHPを幾つか見て思ったのですが、この時期の日豪関係って 殆ど知られていない様ですね。 殆どが何も知らないまま現地へ赴き、そこでオーストラリアが戦争した事を知ったとか 、 あらかじめ知っていてもオーストラリア側の歴史認識を記述した内容ばかりでした。 日豪両国がどの様な経緯を得て敵対関係になったのか、の説明無しにいきなり ダーウィンやシドニーへの攻撃が出てくるので、まるで平和なオーストラリアに対して 、 いきなり日本軍がダーウィンに攻撃を仕掛けたのではないか、と錯覚しそうになります 。

オーストラリアで日本人が過去の歴史についてキチンと日本側から見た歴史を説明 できるようになれば良いですね。


6. 講和条約で敗戦国は謝罪するのか?

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現在、日中、日韓の関係が悪化して、またいつも通り「日本は過去の歴史を 謝罪しろ」という声が中韓両国で上がっています。

私は前々から疑問に思っているのですが、講和条約で敗戦国が謝罪するな どという例は日本以外にあるのでしょうか? ドイツはホロコーストなどのナチスの犯罪については謝罪していますが、戦争 に関しては謝罪をしていないと聞いております。 ちなみに、日本の場合、1951年のサンフランシスコ条約でアメリカを始めとした 49カ国と講和条約を結びましたが、この条約の条文や関連文書に一切、謝罪 の言葉は見当たりません。 日韓基本条約もそうです。(それなのに、その後に細川首相などが確たる方針も なしに、過去の日韓併合を謝罪しているのはおかしいですね。)

そして、日中平和友好条約だけ、締結時の日中共同声明で「日本側は、過去に おいて日本国が戦争を通して中国国民に重大な損害を与えたことについての責 任を痛感し、深く反省する。」と謝罪をしています。そして、この謝罪の言葉によっ て中国から何かと「日本は日中共同声明の精神に反する行為を行っている・・・。」 と非難されているのは、ご存知の通りです。日中共同声明にこの言葉を入れること について、当時の日本側は善意で同意したのかも知れませんが、後々に大きな問 題を抱えてしまったのではないかと思います。

私は戦争のような複雑な問題は、それが良かったか、悪かったか、また悪かったの ならば、どこが、どの程度悪かったと見極めることは困難だと思います。 だから、国際慣行として、講和条約では謝罪云々は特に要求しないのではないかと 思うのですが。いかがでしょうか?

■回答

講和条約は喧嘩の手打ち式です。 そこで謝罪した例があるかどうかは知りませんが、講和会議で一切がパーです。不平・不満があっても、一旦決まったことに従う。それがルールと思います。

日中平和友好条約については日本が戦争をしたのは、国民党政権であり、共産党政権ではありません。 国際ルールでは政権が替わったときは、前政権で結ばれた国際条約は、後継国がそれを引き継ぐことになっています。 ソ連が崩壊した後、ロシアがソ連の結んだ国際条約をすべて引き継いでいます。中国の賠償放棄はその流れを汲むものであり、当然のことです。

謝罪すべきだとの意見は日本の歴史学者たちが火をつけたと思います。終戦後若者は一斉にマルキシズムに走り、植民地支配や中国進出に罪悪感を抱きました。しかし戦前の教育を受け、中国の相次ぐテロ行為に怒りを持つ、年寄りに頭を抑えられていました。 次第に世代交代が進み、昭和45年から50年ころになると戦後世代が、政治・思想面で主流になるとともに、植民地支配に罪悪感を持つようになったと思います。

「植民地は宗主国に搾取される」は、「労働者は資本家に搾取される」と同じ論理であり、マルキシズムです。現在の経営学では、「労働者と資本家は企業間競争を勝ち抜くためのパートナー」です。それと同じで「植民地と宗主国は国家間競争を勝ち抜くためのパートナー」です。

植民地になって不幸になったかどうかは夫々のケースで検証して見なければ分からないことなのです。それをマルキジズムにより、「植民地にしたから彼らが不幸になった」と思い込み、「謝罪しなければならない」と錯覚したのです。そして日本の学者の動向から、彼らは強請れば取れると思い込んだ点もあると思います。

自由史観研究会理事 杉本幹夫