1.中国残留孤児訴訟判決について

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自由主義史観研究会「ご意見箱」の「中国残留孤児」の件について質問

1.「敗戦の時、ソ連軍に攻め込まれた台湾・朝鮮では現在の北朝鮮北部を除き、行政が正常に機能していました」とありましたが、ソ連軍に攻め込まれたエリアはどこまでなのでしょうか?

2.つい1ヶ月ほど前に判決が出た「中国残留孤児訴訟」について。あの訴訟では、結局「原告敗訴」ということで、損害賠償請求権は取れなかったようですが、これについてどう思いますか?

■回答 

1.「敗戦の時、ソ連軍に攻め込まれた台湾・朝鮮では現在の北朝鮮北部を除き、行政が正常に機能していました」 これは原文と違います。ソ連軍に攻め込まれたのは、北朝鮮の一部だけです。台湾・南朝鮮は米軍が進駐しました。

8月9日ソ連は参戦すると同時に国境を越えて侵入し、北朝鮮全域を占領しましたが、途中で終戦になりましたので、戦場となったのは、東北部だけだと思います。正確なエリアは知りません。
しかし満州に逃げ帰った人、平壌から急遽脱出した人等で大変な混乱に陥ったようです。

2.どのような訴訟だったか、思い出せません。

自由史観研究会理事 杉本幹夫

■投稿(2)

「どのような裁判だったのか思い出せません」ということですが、googleなどで、「中国残留孤児訴訟大阪地裁判決」で検索してください。検索のトップに判決文が出ているページがあるはずです。なお、判決が出たのは今年の7月6日だと思います。

■回答(2) 

難しい問題ですね。日中国交回復は1972年、生まれたばかりの赤子も27歳、自立していなければならない年です。 山崎豊子の大地の子を読んでも自立している人は自立しているのです。

戦前国策として、ブラジルや中南米に移民した人も大変な目に遭っています。自らの意志で渡った人と、置き去りにされた人との違いがありますが、彼らの子供や孫が逆移民で日本に戻り、大変な苦労をしています。

何故こうなったかは、日本の驚異的な発展です。日本が他の後進国と成長速度が同程度だったら、彼らもそれ程の不運と感じなかったでしょう。

彼らに対する支援は必要だと思いますが、しなければならない事は無数にあります。 政府を不作為の罪で罰するのは難しいように思います。

自由史観研究会理事 杉本幹夫


2.『「ザ・レイプ・オブ・南京」の研究』英訳本の出版を希望する

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現在アメリカに留学している者です。
当会のホームページに偶然遭遇し、非常に感銘を受けつつ読ませていただきました。
特に英語のページがあったのには驚きました。英語版があるのなら、例えば『「ザ・レイプ・オブ・南京」の研究』などの英訳本をアメリカで出版すべきではないでしょうか。

その理由は2点あります。
まず始めに、「ザ・レイプ・オブ・南京」が中国共産党政府の宣伝工作の産物であるということに着目しなければならないと思います。『「ザ・レイプ・オブ・南京」の研究』も本文の中で、執筆者自身が上記の認識を持ち、中国の「情報戦」に打ち勝たねばならないという問題意識の下で執筆したと記しています。

ただ、この「情報戦」の主戦場は、日本国内だけでなく、この本が出版されたアメリカにもあるとの認識を持つべきではないでしょうか。おそらくその認識を持たれたからこそ英語のページを作成されたのだと思います。しかし、やはり本として出版し、積極的に広報宣伝活動を行わなければ「情報戦」には勝てないと思います。

2つめの理由は、アメリカに居住する日本人としての要望です。
現在の留学先での専門は歴史や政治とは関係ないのですが、アジア系特に中国人と交流する際には、靖国・教科書・南京事件等々先の大戦に関して堂々と議論する必要性を強く感じています。実際、中国からの留学生は多く、近い将来、こうした問題に関して議論をしなければならない場面に遭遇することが予想されます。

また、他の留学生やアメリカ駐在の人々の何人かからも、現地滞在中にこうした話題を振られたことがあると聞いています。その際、応えに窮した又は安易に相手の主張を認めたという人が少なからずいるようです。そうした人の専門分野は必ずしも歴史や政治ではなく、こうした問題に遭遇するとは夢にも思わずにアメリカ来た人が多いようです。ただ、外国の人から見れば一人の日本人であり「日本の代表」ととられるわけですから、「専門外」という言い訳は通用しません。そうした人たちの中には、こうした話題に関してある程度背景知識というか理論武装の必要性を感じている人が多いようです。例えばニューヨークの紀伊国屋の週間ベストセラーで『アメリカの小学生が学ぶ歴史教科書』(村田薫 編)や『ゴーマニズム宣言』がランキングの上位に入っていることからも推察できるように、アメリカに居住している日本人の歴史問題への関心は高まっています。

にもかかわらず、こうした問題でアメリカ人や中国人等と議論する際に、理論武装の手段となるものがあまりない、特に簡単に入手できる英文資料がないというのが大きな問題となっています。英文資料がないということは、この問題について日本語では知っていても、英訳できないという問題が生じます。私が知っている政府職員(外務省職員ではない)はわざわざ現地駐在の外務省職員にこの問題についてのレクチャーを受けて、少なくとも政府見解について理解したそうです。

「英文ページで十分ではないか」と思われるかもしれませんが、やはり本の利便性、アクセスのしやすさ(他の目的で訪れた本屋で偶然見つける場合など)、携帯性を考慮すると、やはり英訳本の出版が望まれます。

一方で、アメリカ人や他の国の人々のこの問題に関する理解は、悪名高い『The Rape of Nankingから得た情報に基づいたものの域を出てないようです。例えばこの前たまたまケーブルテレビでみたDiscovery Channelの先の大戦中の日本にスポットを当てた特集の中では、昭和天皇を明らかに好戦的で軍国主義の権化みたいに描いていましたが、製作者のこの問題に対する理解(又はアメリカ社会の理解)はこの程度のもののようです。

とにかく、アメリカでは、英文で「靖国と何か」、「東京裁判とは何だったのか」、「南京虐殺はあったのか」について日本の立場を主張したものがほとんどなく、誤解や認識不足はたまた中国共産党により操作された情報が横行している現状を変えていかねばならないと認識しています(そのためにも、我々アメリカ居住の日本人も努力しなければならないのですが)。

よろしくご検討お願いします。

長くなりましたが、今後も、ヒステリックなイデオロギーに基づいて歪曲された歴史観に拘泥する人々やその人々と結託して政治的目的を達成しようとする勢力に負けずに、今後も当会の活動をより発展・拡大されることを望んでおります。

■回答A

激励のメールを有難うございました。まさに貴方のような立場の方のために当方のHPは立ち上げられました。
ゆえなき非難にきちんと答えられるためには、海外在住者の方々の理論武装がどうしても必要と感じたからです。とくに日本の未来を背負っている学生さんたちに読んでいただきたかったのです。

英訳本の出版については、まったく賛成で、実は先生方がすでに大変な努力を数年前になさり、訪米までして出版しようとなさった経緯があります。ですが、アイリスチャンの本が絶賛されていた時期のせいか、すべての出版社で断られ、頓挫してしまった経緯があります。

私達もこのような反論を職業としているわけではなく、民間のボランテイアーでこのサイトも運営されています。 どうしても片手間でやっている人々と中国政府が組織的に国民を動員しておこなっている反日活動の波に対処するには絶望的な人手不足の状態です。 それでも理不尽な作り話には日本人としてあくまで声をあげなければ、という心意気だけでも感じていただけたようで、ご支援の声は本当に有難く思います。

貴方のような悩みや思いをかかえた海外在住者は多いと思いますが、不思議に日本人は中国人のようにこのような問題についての連携プレーが下手と思います。 日本のノー天気な学校教育のせいかな、とつい思ってしまったりします。 是非 他の日本人の方々にこのサイトを知らせたり、あるいはblog なりなんなりで宣伝してください。

インターネットの世界での立ち遅れも決定的になっているのではと懸念しています。 先ほど 学生に大変よく利用されているWikipedia の記述をみて、唖然としました。 一応 Nanking Massacre 第1章だけ変更しました。

そのあとの記述(Japanese atrocities から)も変更しなければなりませんが、本業にかかわらなければならないので、別の日になりそうです。 可能でしたら貴方もwatching や editing に参加してください。 英語の堪能な人に呼びかけてください。

  中国側は何十人、何百人、いや何千人がかかわっていることと思います。 多分、すぐまた書き換えられると思います。 それでも努力はいたしましょう。

応援、有難うございました。

自由史観研究会会員 野口ひかる

■回答B

メール有り難うございます。『ザ・レイプ・オブ・南京」の 研究』は英訳の上、アメリカで出版を計画したようですが、適当な出版社が見つからず、断念したと聞いています。

英語で出版するためには、適当な翻訳者を見つけ、更に出版社を見つけなければなりません。 自費出版も考えられますが、翻訳者への謝礼、その後の販売を考えると、踏み切れません。

この英語のページはすべてボランティアで運営されています。 私の英語については、ネイティブにチェックさせろとのご意見も頂いています。しかしその費用がないのです。 下手な英語でも、発信しないより良いだろうと、老骨に鞭打って努力しています。

自由史観研究会理事 杉本幹夫


3.戦後の占領政策の失敗

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「データから見た日本統治下の台湾・朝鮮プラスフィリピン」だと思いますが、戦後の占領政策(特に初期と思います)の失敗として「行き過ぎた自由主義・道徳教育の軽視・安易な共産主義者の釈放」というのがありました。個人的な意見ですが、「共産主義者の安易な釈放」は行うべきではなかったと思います。図書館で調べたら戦後の混乱に便乗して逃亡した刑法事犯(治安維持法・治安警察法などではなく)の服役者も多数いたそうです。そして戦後の反動教育(=左翼的教育)の原因にもなったともいえるかもしれません。

その他、アメリカによる日本占領政策の失敗があるとすれば、どのようなことが考えられるでしょうか?

■回答

アメリカの最大の失敗はソ連の謀略についての無知でした。ソ連に対日参戦を求めたのはその最たるものでしょう。

1935年の第7回コミンテルンの決定事項の一つは「日本と蒋介石を徹底的に戦わせよ。そして英米をその戦いに引きずり込め。その後の荒廃した土地をごっそり共産党が頂くのだ」とのことでした。アメリカも日本もスターリンの手のひらで踊らせられていたのです。

アメリカは共産党の恐ろしさに全く無知でした。アメリカが日本と戦った最大の理由は中国における機会均等の要求だった筈です。あの大戦争の結果中国から完全に追い出されたのです。

その事はQ&Aの中の「日本の歴史の大きな物語」の中の「「侵略」か「圧制からの解放」か・日本のアジア進出」に書きましたので読んでください。

その共産党についての知識の不足により、日本でも、韓国でも監獄にいた共産党員をすべて釈放しました。それが戦後の混乱の最大原因です。

韓国も独立する力はないと見くびり、当分の間、国連による統治をしなければならないと考えていました。

自由史観研究会理事 杉本幹夫


4.講和条約なのか、それとも平和条約なのか?

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毎日暑い日が続いています。スタッフの皆様はお変わりないでしょうか。

最近気になっていることがあります。それは、講和条約を平和条約と言い換えているということです。子細なことかも知れないですが、特にサンフランシスコ条約です。町村外務相までもサンフランシスコ平和条約と発言されています。NHKの番組でした。講和条約と平和条約は意味合いが違うと思っています。教科書は平和条約です。日本書籍です。扶桑社は講和条約です。私は講和条約であるべきと考えています。よろしく御教示下さい。

■回答

サンフランシスコ平和条約の、英語の正式な名称は”Treaty of Peace with Japan”です。 日本訳は「日本国との平和条約」です。

目的は講和条約ですから、私はどちらでも良いと思っています。

自由史観研究会理事 杉本幹夫


5.どんな戦争にも善悪は両方あるもの

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こんにちは、自由主義歴史研究会の皆さん。

わたしは、3月まではおおむね、自虐史観なる物を信じていました。それが覆るきっかけとなったのは、創氏改名でした。いまだに在日の人の多くが通名として日本名を名乗っているのになぜ、強制されたと言うのか。その疑問から突っ込んでみて、韓国の歴史を調べて行くと、ひどいばかりの歪曲に出くわしました。

韓国国定歴史教科書のサイトhttp://f17.aaa.livedoor.jp/~kasiwa/korea/textbook_korea/

それらの主張が正しいのならば、矛盾だらけであるとしか言いようがありませんでした。べらぼうな搾取があるのなら、わざわざ会社法で韓国人の会社設立を制限する必要があるのか。災害を誘発しかねない森林乱伐がありうるのか。反日感情ゆえに故意に土地の申告を行わずに没収の憂き目を見たなんてあり得るのか。独立戦争に勝ったと言いながら、8月15日を光復節と言う独立記念日だなんて誇らしげに言える物か。

本当のところは、日本の韓国統治が、これまで一般的に言われて来たのと正反対にまっとうな物であるとしたら、それ以外の事も実際はかなりまともであったのではないのか、と言う風に感じるようになりました。

周知の通り「新しい歴史を作る会」に対する批判は少なくないです。反対する側の意見としては、有史以来のひどい敗北をこうむった戦争などこりごりで、2度とあってはならない。それゆえに間違った戦争だ、と言う事になります。

まあ、あのような悲惨な事が2度とあってはならないと言う気持ちは分からないでもありませんが、それは裏を返せば勝ち戦ならば万事正しい戦争だと言う解釈も成り立つ訳で、こちらの方が却って始末が悪いと思います。

負けてしまった以上、日本にもまずい点は少なからずあったでしょうが、勝ち戦にだって、まずい点が全くなかったとは言えないはずです。

それだけに、扶桑社発行の歴史教科書が必ずしも美化しているなどとは思いませんし、それ以上、それを学んだから、日本人が再び戦争を欲するなどとも思いません。

今の状況は日本にとって戦争を必要としている状態にあるのか。日本人はそんなに馬鹿な民族なのか。反対している人たちは、まずその事を考えてもらいたい。それとも、ひょっとしたら、反対している人たちは、自国民を信じていないのだろうか。そのように思わずにいられません。

■回答

メール有り難うございました。返事が遅れすみませんでした。 韓国の歴史歪曲は本当にひどい物だと思います。

私も10年余り前に何かおかしいと感じ、調べた物が、「植民地朝鮮の研究ー謝罪するいわれは何もない」展転社であり、昨年発行したパンフレット「民団の皆様 真実の歴史を学んで下さい」です。

大東亜戦争はスターリンの謀略と、それにのったアメリカの偏見によるものです。アメリカは何のためにあれだけの戦争をしたのですか。戦争に勝ってその目的を達成しましたか。

アメリカが目的とした中国利権の機会均等どころか、逆に完全にシャットアウトされたのではないですか。日本はアメリカの偏見を解くことができず、戦争に追い込まれたのです。情報戦に敗れたのです。

その事は我々のホームページの中の「侵略」か「圧制からの解放」か・日本のアジア進出を見て下さい。Q&Aの中の「日本の歴史の大きな物語」 にあります。

自由史観研究会理事 杉本幹夫