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■投稿(1)
いつもお疲れさまです。
2度目のメールになります。
前回は、説明について行けず、申し訳ありませんでした。
あれから少しは勉強したつもりですが、先はまだまだ長そうです。
3月に長野地裁で、中国人の強制連行訴訟があり、棄却されましたが、
報道は次のようなものでした。
『判決理由で辻裁判長は、強制連行・強制労働を国と建設会社による不法行為と認定
した上で、行為から20年で損害賠償請求権が消滅する「除斥期間」などを適用。国
家賠償法施行前の国の行為に賠償請求はできないという「国家無答責」の法理につい
ても、国の主張通り認めた。
辻裁判長は判決言い渡し後、個人的感想と断った上で「われわれの上の世代がひど
いことをした。1人の人間として、救済しなくてはいけないという感想を持ったが、
判例を覆せるような理論を立てられないのであればやむを得ない。裁判以外の手続き
で解決できたらと思う」と異例の言及をした。』
被告を勝たせて反論を封じ、傍論に個人的政治的な主張を潜り込ませるいつもの手だ
と思いつつ、
これでは、中国人の強制連行があったかのような言い分に、本当のところはどうだっ
たのだろうと、
詳しく書いてあるものを探したのですが、なかなか見つかりません。
韓国人の強制連行なら、たくさん見つかるのですが、中国人のものについては、
証言がほとんど中帰連のものであるとか、当時の閣議決定がある、契約書があるな
ど、
断片的なもので、全体像や細部がはっきりわかりません。
証言がどこまで検証されているのか、閣議決定の背景とか、
契約書がどの程度交わされて、どの程度守られたのかなど、
よろしければご教授いただけないでしょうか。
お忙しいのであれば、読むべき本やサイトなど教えていただければと思います。
よろしく お願いします。
■回答(1)
HPスタッフの渡辺と申します。HPを見てくださりありがとうございます。
中国人強制連行に付いてはよく知りません。英米の捕虜と同じく捕虜の労働はあり
ましたが、朝鮮と同じように民間人の強制連行はなかったと思います。
中国人強制連行の議論については、初期の南京事件の論争と同じ段階だと思いま
す。つまり左翼の方たちがいろいろと本を書いて宣伝している段階ではないかと思いま
す。図書館に行けばそういう本があるので、そこから一次資料にあたっていけばいいので
はないかと思います。
例えば、緑蔭書房出版の 『戦時下中国人連合軍俘虜強制連行資料集V 中国人強
制連行』などの資料が左翼系の方によって復刻されているようです。しかし、そういう
ものを読めば、たぶん従軍慰安婦の強制連行や朝鮮人の強制連行と同じ結論になると思
います。その資料のパターンも議論のパターンも同じだと思います。もちろん従軍慰安
婦の強制連行の議論と同じく、事件と制度は区別しなければいけないと思います。
裁判について
長野地裁の判決ですが、判決は公開なので入手できると思います。裁判についてで
すが、裁判官は歴史には素人であり特別に知識があるわけではありません。また、裁判
とは歴史的事実を確定するためのものではありません。例えば、被告側が事実認定を
争っていないかもしれません。時効などで勝てるのであれば事実で争う必要はないからで
す。
民事裁判は原告の請求を認めるかどうかを決めるものです。例えば、実際の事実が
Aであっても、原告と被告がBという事実で和解して手をうつ場合もあります。被告が
企業や個人の場合は裁判に関わったり報道によるイメージの悪化をさけるために、この
くらいの金額ならということで、とにかく原告の主張を認めて早く裁判を終らせること
を選択することもあります。民事裁判とはそういうものです。
当時の中国について
また、当時の中国の苦力や奴隷的な移民や出稼ぎや兵隊についてなど、実情も調べ
ておかれるとよいと思います。当時の中国で人命はどう扱われていたかとか、現代の日
本の常識と比較するのではなく、そちらと比較するべきだと思います。
中国人の強制連行については、良く知らないので申しわけありません。私も今度つ
いで
の時に少し時間が取れれば調べられるかもしれません。こちらこそいろいろと教え
てください。今後ともよろしくお願いしたします。
自由史観研究会会員 渡辺龍二
■投稿(2)
早速のご回答ありがとうございました。
図書館やユーズド本を手に入れて、
一つ一つ反証を手に入れなくてはいけないということなんですね。
アジア歴史資料センターはまだ利用したことがありませんが、
ここにあるというような記述を見かけたので、
これを機会に利用してみようと思います。
今度は教科書に載る前に食い止められれば良いですね。
今後ともよろしくお願い致します。
ありがとうございました。
■回答(2)
中国人の民間人の強制連行があったかどうかの問題ですね。お役にたてなくてすみませ
ん。
先に述べた議論の枠組みについては間違っていないと思います。つまり左翼の人がいっ
しょうけんめいに資料を集めたり復刻していますが、その一次資料を読めば従軍慰安婦
や朝鮮人の強制連行と同じパターンになるはずです。例えば、この資料は善意の干与を
示しているのだとか、この徴用制度が開始された時にはすでに船便はなくなっていたは
ずだとか。ただ捕虜というカテゴリーは、朝鮮人の強制連行問題にはないと思います。
ついでの時に何か調べることができましたらお知らせします。また、くわしい方からの
回答があるかもしれません。貴方が調べられたことで差し支えないことがございまし
たら、ぜひ皆さんのためにぜひ教えてください。今後ともよろしくお願いします。
貴方がおっしゃるように『今度は教科書に載る前に食い止められれば良いですね。』
は、本当にそう思います。もし載っていたらなくすようにしなければならないと思いま
す。
自由史観研究会会員 渡辺龍二
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