平成17年度全国大会講演
敗戦と占領をどうとらえ、どう教えるか

自由主義史観研究会
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七月三十日・三十一日の二日間、東京弥生会館において今年度の総会と全国大会を開催した。プログラムは次の通りであった。
・30日(土)
午後一時〜一時半 総会
午後二時〜五時半
模擬授業@「占領期の昭和天皇」 公立小学校教諭 安達弘氏
模擬授業A「公職追放」 公立中学校教諭 服部剛氏
模擬授業B「阿南陸軍大臣と終戦」 公立中学校教諭 原健氏
講演「私たちは敗戦をどうとらえたらよいのか」明治大学教授 入江隆則氏
質疑・応答 自由主義史観研究会代表 藤岡信勝氏
午後六時〜 懇親会
・31日(日)午前九時〜午後一時
参加者による授業実践等のレポート発表
全国大会では初日に、授業研究と講演を併せて大会のテーマを追究するという企画を継続しておこなってきた。今回、この企画をきわめて完成度の高いレベルでおこなえたと思う。次回以降の大会でのモデルとなるだろう。
模擬授業はテーマ『敗戦と占領』に、昭和天皇、公職追放、ポツダム宣言受諾の側面からそれぞれアプローチした。安達氏は『人物学習でつくる歴史授業』、服部氏は『先生、日本のこと教えて』の著書があるベテランであり、授業の構成が見事であった。堀氏は気鋭の青年教師で、ポツダム宣言受諾の授業を阿南陸将の自決で結ぶアイデアは注目すべきものであった。堀氏の模擬授業は、8月15日(月)付朝刊産経新聞の26面<教育>で、写真入りで大きく取り上げられた。
続いて、入江氏は著書『敗者の戦後』でも述べられた見解に基づき、模擬授業に対してコメントし、講演をされた。模擬授業と講演が、一貫性をもって大会テーマを掘り下げ、参加者の満足度もたいへんに高かった。模擬授業と講演の詳細は、今月号と来月号の記録に譲る。
夜の懇親会は、入江氏にも最後まで参加いただき、教師会員と一般会員の貴重な交流の場となった。
二日目は例年通り、質・量とも充実したレポート発表となった。教師以外の参加者による、教材や、授業で使用することを想定した資料の発表が目立った。また、「沖縄集団自決冤罪訴訟を支援する会」と「建て直そう日本・女性塾」についてのアピールもあった。今回から、大会のレポートすべてを冊子にまとめて頒布することとなった。ぜひ、購入し、共有していただきたい。
最後は、藤岡代表の締めの言葉をもって、大会は成功裡に終了した。
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