NHK「クローズアップ現代・
“集団自決”62年目の証言
に対する反論


自由主義史観研究会会員各位

自由主義史観研究会は6/21放送の、沖縄集団自決問題を取り上げた、「クローズアップ現代」用の取材依頼を受けました。NHKは双方の主張を紹介したいということだったので、当会も納得して協力を決意しました。しかし、実際に放送されました内容では、梅澤元少佐と赤松大尉の無実について語った藤岡代表のインタビューは、無残なまでに大幅にカットされておりました。戦後、遺族補償を受けるために命令があったことにしたと、近年になって証言されていらっしゃる島民の方々も、全く紹介されませんでした。
私達はこの事態を重く受けとめ、可能な限り当サイトから、座間味島と渡嘉敷島において自決命令がなかったという、調査研究結果に基づく主張を続けるつもりです。こちらではまず、問題の番組を見ました会員の声をお聞きください。


■「国民は愚かだから…」というメディアの病
自由主義史観研究会の史実探究の成果によって、NHKのこの番組でさえも、特定の命令権者による「集団自決」の軍命令はなかったことは認めていた。その点では、私たちが突き止めた史実を基本的には認めた番組であったと言える。しかし、一方でこの番組は 検定結果をひっくり返して、教科書にもう一度 「日本軍が…集団自決や殺し合いをさせた(強制した)」 と、あたかも命令があったかのように書かせようとする、極めて政治的な意図を持ってつくられていた。私たちの調査結果や証拠資料はいっさい取り上げず、 番組の内容が検定を支持しない意見や証言に偏りすぎていたからである。
NHKはいま、「国民は愚かだから正しいことだけを伝えてやらないといけない」 というメディアの病にかかっているようだ。この病の極限の姿が共産主義やナチズムなど全体主義のメディアであった。対立する意見を公平に国民に示し、個々人の自発的な判断にゆだねること。メディアが偏向せず扇動しないこと。健全な自由主義のそれがあるべきメディアである。NHK職員の猛省を望みたい。(齋藤武夫)



■指揮官や兵隊たち、両島で戦死した445人の若い兵隊にも人権
もともと沖縄集団自決の問題は、渡嘉敷島と座間味島で軍が住民に集団自決を命じたこ とが主な論点でした。しかし、それは真実ではなく嘘でした。最近になって真実が広ま ってきたことに対し、左翼系のマスコミは、自決命令がなくてもなんとかして強制を匂 わせるとか、別の論点にずらそうとしてきています。6月21日のNHKの放送もまさにこの路線に沿ったものです。
しかし、この問題をマスコミが論ずるなら、まずきちん と訂正することと、下記のような事実を報道するのが最初にすべきことのはずです。

○渡嘉敷島に米軍が上陸し住民329人が集団自決しましたが、渡嘉敷島の指揮官の赤松 大尉(当時25歳)が住民に言ったのは、自決を命じるものでなく逆の言葉です。

・島の巡査の安里氏が、部落民をどうするか相談 にいった時:「我々は今のところは、最後まで(闘って)死んでもいいから、あんたたちは非戦闘員 だから、最後まで生きて、生きられる限り生きてくれ」

・村民達が自決を始め、4人の女性が部隊の本部に行った時:「何でこんな早まったことするね、皆、避難しなさい」(4人はこの赤松隊長の言 葉で気を取り直し、無事生き延びた)

・女子青年団長が5、6人の女子団員と共に斬り込み隊に出たいと願いに行っ た時:「何のためにあなた方は死ぬのか、命は大事にしなさい」(怒られ戻された)

戦後、赤松さんは、家族を失い貧困にあえぐ住民を救うために、捏造された自決命令 書に印を押して自ら十字架を背負いました。その後、赤松さんが島の人たちから慰霊祭 に招かれた時に、那覇空港で運動家たちに取り囲まれ、「虐殺の責任者、赤松来県反対 」の横断幕が張り出され、「赤松帰れ!人殺し帰 れ!」と「何しに来たんだよ!」 と罵倒され続けました。赤松さんは弁解せず直立不動のままその場に立ち尽くしました。結局、赤松さんは、渡嘉敷島に行けませんでした。

○座間味島の指揮官の梅澤少佐(当時27歳)は、島の指導者が相談に来て自決用の 手榴弾を求めた時に、断わって追い返しています。同じように隣りの阿嘉島でも、鈴木 茂治整備中隊長のところへ、与那嶺区長(屋号シレー小)が自決用の手榴弾をもらいた と相談にきました。鈴木中隊長は「住民が死ぬことはない。死ぬのは自分たちだけでよ い」と自決を思いとどまるよう説得して成功しています。その晩、鈴木中尉は米軍に切 り込みにいき戦死。

○戦後は、マスコミや知識人たちが、赤松さんや梅澤さんを鬼や悪魔のように宣伝して きました。そのため、二人と部下たちや家族はずっと苦しんできました。しかし、最近 になってようやく真実が広まってきました。

以上が事実と経緯です。
いつのどんな戦争であっても、極限状態の中では、敵味方、軍民でさまざまな残酷なこ とが数多く起こります。渡嘉敷と座間味の両島で506人の住民が集団自決しましたが 、自決の音頭をとった村の指導者を責めることもできません。(実際に、満州や中国で は捕らえられた日本人が残虐な方法で殺されたりもしています)
しかし、これまでのマスコミのように「日本の軍人に対してなら偏ったイメージが広まってもよい」と考えるのは間違いです。二人の指揮官や兵隊たち、両島で戦死した445人の若い兵隊にも人権があります。(渡辺龍二)



■NHKは公共放送にあらず
6月21日のクローズアップ現代を見て、NHKの偏向ぶりに改めてあきれた。
この問題の発端として、自由主義史観研究会代表 藤岡信勝氏をインタービューし、紹介しながら、彼の主張を一言も紹介しなかった。
この問題の根本は梅沢元隊長宛の元女子青年団長・宮城初枝氏の謝罪文である。当時遺族年金等を貰うためには、軍の自決命令が必要であったため、梅沢元隊長に責任を被って貰ったとの話である。この事実をNHKは全く報道していない。
この梅沢氏に対する人権侵害をどのように弁明するのであろうか。
このように偏った放送は公共放送といえない。公共放送と言うなら、双方の主張を同等に扱うべきであろう。(杉本幹夫)


■「軍の命令による集団自決はあった」派の主張ばかりを報道

6月21日の「「クローズアップ現代」を見て、憤りを覚えました。
「軍の命令による集団自決はあった」派の主張ばかりを報道したからです。
私は、NHKが6月5日、「軍の命令による住民の集団自決はなかった」と主張する 藤岡信勝教授をテレビ取材したと聞いていました。取材しながら、なぜ藤岡教授のインタビューを、あれほど短くしか放映しなかったのですか。
また、当事者である元沖縄慶良間列島座間味島守備隊長・梅澤裕氏や上原正稔氏の「なかった」とする主張を報道しなかったのですか。
これでは、公正中立を掲げる公共放送NHKの看板が泣きませんか
。(上原 卓)


■同等の時間を割いて登場させなかったのはなぜ

NHKテレビの「“集団自決”62年目の証言 〜沖縄からの報告〜」を見て驚きました。なぜ驚いたかというと、“軍の強制”があったと主張する側の見解のオンパレードだったからです。“軍の強制”はなかったと主張する曾野綾子さん、中村粲氏、藤岡信勝氏、梅澤裕元隊長たちを、同等の時間を割いて登場させなかったのはなぜでしょう。(大久保真理子)


■‘軍の命令’と広義の‘軍の強制’を混同させている全体構成

当会主張に対するいい加減な扱い、まるで沖縄の全ての人々が‘軍命令はあった’と言っているかのような誤った印象を与える編集、はっきりとした‘軍の命令’と広義の‘軍の強制’を混同させている全体構成…目を疑いました。
取材に協力した当会は、ほんの申し訳程度に紹介されただけですが、NHKに‘双方の意見を紹介した’という言い訳に利用されてしまったわけです。
島民が遺族補償を受けられるならと、赤松さんが犠牲的精神で命令を出したと偽証されたことや、梅澤さんが自決するために手榴弾をもらいに来た村の代表達を考え直すよう諭していたことも紹介されず、そうした事実について勇気を出して証言をなさっておられる島民の方々は完全無視。
一部の日本兵が島民に自決をすすめたこと=私達が無かったと主張する‘軍命令’と、誤解されやすい曖昧な表現の数々。このような作りでは、番組内で痛ましい戦争体験を語っておられた生存者の方々を、梅澤さんや命令は無かったと証言なさった人達、そして私達が、嘘つき呼ばわりしているかのように視聴者に勘違いされてしまうではありませんか。
全国放送が与える影響力の重大さを認識できなければ、ドキュメント制作をする権利などありません。あれでジャーナリズムとは情けないです。(木村日向子)


■歴史の真実なんて、そんなのNHKが握り潰してくれる

集団自決・愛しい我が子を殺して生き残った私の心 IMAGINE♪
私が、弾丸降り注ぐあの日あの場所にいたならば、私に抱きついて震えている子のために何が出来ただろう。敵兵によって、幼い子らが痛めつけられ、なぶり殺されるのを、何としても避けるために。助け合った近隣の人たちや、日頃、訓練を指揮してくれた村の長老の方たち、みんなで暗闇を逃げまどう中、誰かが言った。「みんなで一緒に死のう」「女、子供は先に楽にしてあげよう」「鬼畜に無惨な殺され方をされるより、よほどマシ」…私たちは、愛しい順、か弱い順に、次々と手にかけていった。
なんと痛ましい光景か。なんと悲しい思いやりだったか。鬼と信じた米兵に助けられた私は、いったい誰を、何を恨めばいいのか。 私はただ子供達を楽に逝かせてやりたかった。恐怖の中でも、みんなで一緒に天に召されるなら、と。生き残った私は、いつしか我が子を殺した犯人捜しをせずにはいられなかった。
そんなとき、ひとつの噂が流れてきた。遺族として補償金の申請をするためには、ただ恐怖から自決したのでは駄目らしい。軍の方針として、命令として、死傷したのでなければ受け付けられないのだ、と。金目当てではなかったはずだが、私はみずからを慰めるために被害者の立場に飛びついた…「村民は日本軍に自決するよう命令されたのであり、加害者となってしまった私も犠牲者なのだ」と。
それなのに、今になって自由主義史観研究会が歴史検証を?教科書に軍命令があると書かれているのが事実に反する?冤罪を背負って苦しみながら逝った隊長さんの人権? たしかに無実の隊長さんには気の毒ではあるけれど。軍隊は残虐で怖ろしいのだと言っておけば、軍隊を憎む心が生まれるでしょう。軍隊は民衆の敵だと教えこみ、日本軍を憎んでおけば、戦争はなくなって日本は平和になる。隊長さんだって、悪の権化として語り継がれることで、平和実現の人柱になったと思ってくれるはず。
ウソも百編くり返せば、事実になる。今さら、自由主義史観研究会が真実を証明しても、NHKが潰してくれるから大丈夫、心配はいらない。(飯島瑞穂)

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