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・『原爆を投下するまで日本を降伏させるな』
鳥居 民著 草思社
原爆投下の理由については、終戦時の首相鈴木貫太郎が「ポツダム宣言」を黙殺したからだ、あるいは百万の米兵を救うためだったとの解釈がなされてきた。本書はこれらの通説を完全に覆すものである。日本が「ポツダム宣言」を最後通牒と受け取らない巧妙な仕掛けを解き明かす洞察力は、読む者の目を開かせる説得力がある。
・『アメリカはなぜ日本に原爆を投下したのか』
ロナル・タカキ著 山岡洋一訳 草思社
原爆を投下は、アメリカが対日戦を早く終わらせ、上陸作戦による犠牲を避けるためとされてきた。また、人種的偏見、ソ連に対する示威も要因としてあげられてきた。しかし、これらの理由だけでは、なぜトルーマンが原爆の投下を命じたのかは説明しきれない。彼の置かれた立場を分析し、原爆投下に至る経緯を明らかにした衝撃の書。
・『原爆投下決断の内幕
上・下』
ガー・アルペロビッツ著 ほるぷ出版
崩壊への道がはっきりしていた日本へ、なぜ原爆を落とす必要があったのか。そして、原爆投下が、無用な犠牲を救うためだったというアメリカのヒロシマ「神話」がどうして広まったのか。膨大な文献・資料を駆使して、アメリカの歴史家が、アメリカ首脳部の政治的判断と意図を検証。鈴木俊彦、米山裕子、岩本正恵らの共訳。
・『黙殺-ポツダム宣言の真実と日本の運命』
仲 晃著 日本放送出版協会
ポツダム宣言の最後通告に、鈴木首相が黙殺言明。これが原爆投下を招いたのか?原爆投下は百万人の戦闘犠牲者を未然に防ぐための決断だったのか?戦後定着した「黙殺」神話や「百万人」伝説…解禁された米国の公文書等を渉猟して見直し、原爆使用に固執した米国の真の意図を、米ソ角逐のポツダムに探る。
・『アメリカの歴史教科書が描く
「戦争と原爆投下」』
渡邉 稔著 明成社
広島・長崎への原爆投下は正しい選択だったと胸を張り、その惨禍にも平然としているアメリカ人…。日米の基礎教育で実際に使われている教科書を題材に、両国の歴史教育を比較。両国の教科書の違いは、驚くべきもので、日本が国家戦略や軍事に関する国民教育を、臆病なほど避けていることが理解できる。
・『アメリカの中の原爆論争』
NHK取材班著 ダイヤモンド社
スミソニアン博物館の戦後50年記念展示が巻き起こした、アメリカの原爆論争を追跡したNHKのドキュメント。その内容は、NHKスペシャルの番組として放送された「アメリカの中の原爆論争-スミソニアン展示の波紋」が中心となっている。それぞれの立場からの発言を集め、アメリカ人にとっての原爆の意味を様々な視点から紹介する。
・『拒絶された原爆展-歴史のなかの「エノラ・ゲイ」』
マーティン・ハーウィット著 みすず書房
スミソニアン「爆原展」はなぜ挫折したのか?全米に激烈な論争を巻き起こしたエノラ・ゲイ事件の顛末。負の歴史を巡る激烈な論争、原爆展企画から中止までの経過を、元館長自らが綴る第一級のドキュメント。日米の戦争観の差、ヒロシマ・ナガサキ問題を再考するに最適の書。山岡清二、原
純夫、渡会和子の共訳。
・『ヒロシマわが罪と罰』
G・アンデルス、C・イーザリー著 筑摩書房社
“1945年8月6日、広島の上空で約45分間旋回した後、僚機エノラ・ゲイ号に向けて、私は「準備OK、投下!」の暗号命令を送りました”…地獄火に焼かれる広島の人々の幻影に苦しみつづけ、狂人と目された“ヒロシマのパイロット”と哲学者の往復書簡集。それは、病める現代社会を告発してやまない。翻訳は篠原正瑛。

・『原爆機反転す-ヒロシマは実験室だった』
若木重敏著 光文社
爆撃機が広島上空を通過後、再び戻ってきたのは何故か。広島への原爆攻撃に先立って、米軍のB-29は巧妙なトリックを仕掛けたのか?あらかじめ空襲警報を発令させたうえ、警報が解除されるように爆撃機が行動して市民が防空壕を出るタイミングを見計らいながら原爆を投下した…著者が遺書として記す、衝撃の‘実験’説。

・『原爆投下報告書-パンプキンと広島・長崎』
奥住喜重、桂 哲男 工藤洋三共訳 東方出版
日本に原子爆弾を投下することを目的として特設された、第509混成群団の、日本全土に加えた全ての攻撃を報告した文書、「特殊作戦任務報告書」を紹介。10000ポンド(4.5トン)軽筒爆弾(パンプキン)による日本各所での実戦投下訓練と、2発の原子爆弾投下の実行に至る全過程を記録した、直接資料の全訳という貴重な一冊。
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