特集
韓国・北朝鮮に謝罪は必要なのか?


 Q&A

Q&A:異民族支配は悪いことか?

<質問>

「日本の統治は欧米諸国の植民地統治に比べ最も優れており、なんら謝罪する必要はない。」と言ってますが、植民地統治そのものが悪いことで欧米諸国より優れたとかは関係ないのではないですか?


<回答>

私は日韓問題を調べて如何に歴史が歪曲されて伝えられているかに驚いています。歴史を学ぶ目的は歴史に学ぶことです。歴史認識即ち歪曲された歴史から導き出される対策は間違ったものになるでしょう。

異民族に支配されるのはそんなに不幸なことですか。1990年代300万人物餓死者を出した北朝鮮の人は、同じ民族に支配されているから幸せだと思われますか。 朝鮮戦争は同じ民族の金日成の野望によるものですが、南北併せて400万人の犠牲を出しても、同じ民族が引き起こしたものだから、許されると思われるのでしょうか。済州島ではあの狭い島で、戦後のパルチザン闘争で5万人とも8万人とも言われる犠牲者を出しましたが、同じ民族がしたことだから、日本統治より良かったと思われるのですか。

植民地は搾取される者、宗主国は搾取する者だという考えは、労働者にとって資本家は敵だと言う考えと同じ共産主義の思想だと思います。この共産主義が間違っていたことは立証済みです。

日本が朝鮮を併合した目的は、ロシアの脅威に備えるためでした。この目的の為には朝鮮人を味方に付ける必要があります。鉄砲を渡して、その筒先が日本に向けられては堪ったものではありません。何とか朝鮮人を味方に付けるよう必死に努力しました。残念ながらその努力は評価されていないようですが。

私は統治者の民族がどうであれ、その統治期間に生活が楽になったかどうか、差別が改善されたか、自己実現の機会が増えたかどうか、その前後の時代との比較で評価すべきだと思っています。日本の統治により、産業革命が引き起こされ、工業の基盤が作られました。灌漑設備の整備、農業技術の改善により、面積当たりの収量は大幅に増加しました。朴正煕時代の急激な発展は、日本統治時代に基礎が作られ、日韓基本条約の締結により、日本との通商が始まったことによりもたらされたものです。又日本人と朝鮮人との差別という新しい問題が発生しましたが、両班と常民との差別がなくなり、奴婢は解放されたのです。又教育の普及により、努力すれば報いられる道が開けたのです。

日韓基本条約の締結時には日本は謝罪する必要は全くないと考えていました。国交回復のため、政治的に経済協力の形で資金を提供しました。私はこの姿勢を今日も継続すべきだったと思っています。

(杉本幹夫/自由主義史観研究会理事)

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