特集
君のハートに日が昇る
第二章:ヤマト魂を取り戻そう


子供に教える日本の素晴らしさ


荒木鉄士(会社員・投稿記事)

第二章 ヤマト魂を取り戻そう

君は世界の超エリート国に生まれた

今 君にとってつまらなく、退屈で、むかつく社会。しかし実はその社会、世界の人がうらやむ、資本主義経済大国、強国日本です。その国内総生産(年間に生産される最終製品、サービスの価値の総計)約4兆ドルは世界の約15%を占め、世界第二位のウルトラ先進国です。これは韓国の8倍、中国の3倍の数字です。第一位は言うまでも無くアメリカ(約10兆ドル)ですが、国土が広く資源豊か人種のるつぼと言われるアメリカと違い、人口は世界の2%弱、資源もなく国土も小さいのに、日本民族だけで世界の15%を生産、世界に誇るブランドをいくつも抱えた、ぶっちぎりの優秀国家なのです。君の乗っている日本のオートバイは世界の超一級品です。また日本の貿易の海上航路をまもる海上自衛隊はアジアナンバーワンの実力をもっていると言われています。その日本もはじめから豊かだったわけではなく、私達の古来からの先人達のたゆまぬ努力の積み重ねによって世界の日本となって今にいたっているのです。日本人は世界も認める優秀な民族なのです。

生徒達を思想的に誘導しようとした組合先生たちは社会の一部の人たちに影響をあたえ、君が言う「うざい大人」を作ることには成功しましたが、日本人の根本の精神を変え、日本を本当に弱くすることは出来ませんでした。学校をでて実社会に入ったとき、会社内の競争や予算の争奪、会社間のシェア争い、国際市場の冷徹さ、等の弱肉強食の世界に卒業生はおかれました。その時、彼らはやはり古来から培ってきた日本人特有の闘争意識と勤勉さ、技術の蓄積で一気に世界の最高峰に返り咲いたのです。企業戦士たちは新しいサムライとして世界を制覇したのです。ニューヨークにいくとトヨタやホンダのハイブリッドカーが我が物顔で走り、インド洋に日本のイージス護衛艦が展開します。それは「強い日本」の象徴です。


学校では教えてくれない日本精神の歴史


学校では特に幕末から第二次大戦ころまでの日本の歴史についてあまり詳しく教えてくれないでしょう。第二次世界大戦中については、いつ、どこで、誰が、何をというのを簡単に流すだけで、「何故」とか「どうやって」という考え方はあまりされないでしょう。何故か学期末で時間がなくなってしまって教わらずにすんでしまったりします。実は先生は君にここのところをあまり勉強してもらいたくないのです。

今から130年くらい前、日本は平和だった江戸時代の眠りからアメリカによってたたき起こされました。起きてみるとベトナムはフランスに、インドネシアはオランダに、インド、ビルマはイギリスにフィリピンはスペインにと日本の周りはほとんどすべてヨーロッパの奴隷国となっていました。ラッキーなことに日本には戦う気満々の侍とポルトガルからもっと昔に伝来した鉄砲が大量にあり、すぐに植民地になる危険はありませんでしたが、早く産業を興し、強い近代化された軍隊を作らなければ危ない状況でした。

日本にはもう一つ世界に誇れるものがありました。それは教育です。貧しい子供も皆通える寺子屋制度によって日本人の多くは字が読めたのです。当時の日本の識字率は世界の最高水準であったといわれています。これによって最新の知識も翻訳版さえあれば日本人は理解できたのです。日本人が進んだ技術を習得したその速さは普通ではありませんでした。そして明治維新からたった30年後に世界を驚嘆させたある大事件が起きるのです。ヨーロッパのエリート、帝政ロシアと朝鮮半島の利権を巡って戦争となり、ロシアの最強艦隊を対馬沖におびきだし、最新鋭戦艦で全滅させ、なんと戦争に勝ってしまったのです。弱肉強食の時代でしたから、そうするしか生き延びることはできなかったのです。

世界の大国を破ったことは、世界を驚愕の渦の中に落とし入れました。これは非キリスト教のいわゆる有色人種がキリスト教徒の白人を近代戦で破った始めての戦争でした。現在もトルコの教科書にはロシアのバルチュック艦隊を破った日本海軍、東郷平八郎元帥が世界の英雄として描かれています。最新鋭の技術と侍の精神、これを当時のひとは和魂洋才と呼びました。

それから40年後におこった第二次世界大戦ではこれまたぶっちぎりの強国であった、アメリカ、イギリス、オランダ等とアジア大陸の利権をめぐって戦争となり、惜しくも破れましたが、優秀な民族と技術は残り、持ち前の努力で世界のエリート国家として新生日本は再び蘇ったのです。日露戦争以来のの立派な日本の戦いぶりは、インドネシアやベトナムなどの東南アジアの人たちにも大きな勇気を与え彼らは植民地を取り返そうと、のこのこと戻ってきたヨーロッパ人に対して、独立戦争を挑み、ついに300年も続いた長い植民地状態から自由を勝ち取ったのです。

学校で教えてもらえなかった、幕末から第二次世界大戦終了前の「日本人の精神の歴史」に君が興味を少しでも持ってくれたら幸いです。本を読むのがきらいだったら、インターネットでもいいのです。昔の日本の若い人たちは何を思い、何を生きる目標に生きたのでしょうか。幕末に若い一生を終えた、新撰組の最後のサムライ達はどんな人たちだったのでしょうか。先生達が「戦前」という大正時代は本当に暗い時代だったのでしょうか。太平洋戦争でパイロットだった君とさほど年の変らない少年はどんな飛行機に乗って、何を思い、どんな手紙を家族に書いていたのでしょうか。逆境にあっても最後まであきらめなかった強い日本人の姿がそこに見えるはずです。

ちなみに勝利を信じて、あるいは新生日本への夢を託して、戊辰戦争から、日清、日露戦争、そして二つの大戦で命を落とされた立派な若者達はいま東京九段の靖国神社に安らかに眠っておられるのです。

君はこのように素晴らしい国に生まれた、世界で最もラッキーな人の一人だとおもいます。日本人は世界の2%くらいしかいません。大多数の世界の人はどんなに努力しても決して這い上がれないどん底の国に住んでいるのです。北朝鮮に住む若者達には日本の国が君に保障しているような幸せはありません。資源に恵まれない日本ですが、世界がうらやむ最優秀国家の中で君はうまれたのです。君には世界で成功する無限のチャンスがあるのです。


封印された日本人の「善」


超一級の先進国日本に住む君には宗教を選択する自由があります。世界の宗教はたいがいその発祥の地や信じられている地域での固有の文化に基づく「善」を目指しています。しかし「何曜日に肉を食べてはいけない」とか、「一日何回お祈りする」などの細かいきまりの違いはあっても、「物を盗んでいけない」等は世界の「善」として認められています。コップは上から見れば丸く、横から見れば四角くみえ、花模様がついたのもあれば、赤いのもあるでしょう。でも良く見ればみんな水を飲むためのただのコップなのです。僕にはコップは丸いか四角いかと議論するのはあまり意味がないように思えるのですが、どうでしょうか。ヨーロッパの大体の人はキリスト教、インドの大体の人はヒンズー教の影響が強い独特の「善」の文化をベースとしたそれぞれの「心の支え」があるのでしょう。日本には古来より、日本人の先祖や大自然の力を神として敬う「神道」がありました。後に外国から仏教が入り、もっと遠いヨーロッパからキリスト教が入ってきたりしました。

さてここで、日本が近代化していく段階で、日本の文化と歴史に基づいた、「日本人の心の支え」とされたものの例を一つあげて見ましょう。
「日本国民は、子は親を大切にし、兄弟、姉妹はたがいに力を合わせて助け合い、夫婦は仲むつまじく、友人は心を開いて信じ合い、そして自分の言動をよく考え、隣人を愛し、学問を怠らず、仕事をしっかりとすることによって、知識を養い、人格をみがき、さらには、社会のために貢献し、また法律や、秩序を守ることはもちろん、非常事態の発生の場合は、責任感をもって、国の平和と、公共の安全に貢献しなければなりません。」

いかがでしょうか。間違っても僕には悪いことが書いてあるとは思えません。しかしこの倫理観は先ほどの組合先生が最も嫌う文面なのです。心有る人たちはこれを「終戦後」も続けて日本の基本教育指針とすることを望みましたが、占領米軍と日本を弱くしたい人たちによって「戦前の思想」というだけでボツにされてしまい、学校では教えてはいけないことになってしまっているのです。

これは日本が鎖国の時代から目をさまし、世界に向かって旅立とうとしていた時代に、日本国民を愛した明治天皇が日本固有の文化をベースにお示しになった、教育方針の核心の部分です。

個人的にはとても気がひけるのですがこの文章を正反対にしてみるとあることに気が付くはずです。
「子どもは親の言いなりにはならず好き勝手にしてよいし、兄弟姉妹、夫婦よりもすべて個人の権利が優先、友達とは広く浅く付き合い、言論は自由、個人主義第一、勉強も適当に、仕事は二の次、ただ楽しければよく、社会は君のためにあるようなものだから、法律を守る必要もあまりなく、公衆の面前で騒いでもかまわず、非常事態が起こったらまず自分だけが逃げることを優先しましょう。」とまあこんな感じになるのでしょう。

君は気ついたでしょうか。「弱い日本作り」の陰謀にはまってしまった、このような人間が君のまわりにも沢山いて、時々新聞の社会面をにぎわしていませんか。「うざい奴ら」の正体はまさにこの人たちなのではないでしょうか。


君が代と世界の国歌とを比べてみよう


サッカーのワールドカップなどの国際スポーツの場では、君のような若い人たちを中心に、誰からも強制されることもなく、自発的に日章旗が振られ、国歌が歌われるようになってきました。本当の国際化を若い人が体で感じはじめているのでしょう。君が代の歌詞は千年以上前に作られた古今和歌集のなかにあります。第二次世界大戦とは関係がまったくありません。「君が代」は軍国主義的だという国際常識の無い先生がいるでしょう。でもほんとうにそうでしょうか。それでは中国の国歌と比べてみましょう。

中国の国歌の歌詞は、

「立て、奴隷となるな。血と肉で築こうよきこの国を。われらに危機がせまり来る。今こそ 戦うときが来た。立て心合わせ敵にあたろう。進め進め 進めよや」

とこんな風になっているのです。まさに血なまぐさい戦闘的な「軍歌」でよく先生方もおっしゃる「周辺国の脅威」となりうる歌詞ではないでしょうか。

それではアメリカの国歌はどうでしょうか。

「見よ。夜明けの薄明かりのたそがれの最後のきらめきの中で、われ等の誇りとするものを。誰かの星条旗が、夜の激しい戦闘に耐えて、まだ向こうにひるがえっている。砲弾は降り注ぎ、爆弾が炸裂してもわれ等の旗はそこにあった。われらの星条旗があるところ、そこは自由の地、勇者の故郷」

戦闘中に爆弾が炸裂したりして、これもまぎれのない軍歌です。この他にもフランス、トルコなどの国歌も戦闘的な軍歌となっています。

もう一つ日本と同じく王室を持つイギリスの昔ながらの国歌を見てみましょう。

「神よ 私たちの慈悲深い女王を守らせたまえ、 私たちの高貴な女王が長く生きんことを、神が女王を守らんことを、 勝利と幸福で栄光の女王が、長く私らを治めんために、神よ女王を守らせたまえ」

日本と同じく、象徴たる国家元首を賛美しています。言うまでもなく現在の英国は君主制をとる民主主義国家ですが、この国歌は以前イギリスが世界の国々を何百年も支配し、英語を強制し、植民地化した時代から全く変っていません。イギリスのほかにもデンマーク、オランダ、タイ等の国歌も同じようにそれぞれの王室の安泰を願っています。

さて日本の国歌「君が代」を見てみましょう。

「君が代は 千代に八千代に さざれ石の いわおとなりて こけのむすまで」

現代風に訳すと、「天皇の御代は細石が大きな岩にまでなりその岩が苔生すときまで末永く続きますように」となります。世界の国歌と比べて、軍国主義的な色彩は全く感じられず、とても平和的な国歌だと思いませんか。


皇室は日本民族の魂の象徴


イギリス人にとって王室が身近な存在であるように、日本には由緒正しい皇室があります。君は皇室と聞いて何を連想するでしょうか。あまりピンとこないかもしれません。でも女性週刊誌などが皇后さまや妃殿下のハンドバッグはどこそこのブランドだったとか、さかんに皇室の話題を掲載しているのを知っているでしょう。それだけ国民に敬愛されていて感心が高いということです。国際的にも日本の政府の最高職は内閣総理大臣、国家元首は天皇陛下と広く認められています。日本の皇室は現在も同じ世襲の権威が建国以来続く、世界最古の王室なのです。

ぶっちぎりの先進国日本を訪れる国賓も日本の皇室の絶対的な伝統と権威に圧倒されます。間違っても人気投票で選ぶような軽々しいものではないのです。江戸幕府の時代、将軍が政治、軍事の長として江戸に君臨していても、将軍を任命する天皇陛下は今の京都にいらっしゃいました。また、日本は第二次大戦で無条件降伏したということになっていますが、実は日本側には絶対に譲れない一線があったのです。それは皇室の存続でした。

さてそれではどうしていつの時代も日本民族は皇室を大切にしてきたのでしょうか。それは、日本民族が柔軟な考えをもっていて、常に時代にあったライフスタイルを変えてきたことと関係があるのではないでしょうか。例えば、大陸から仏教が入ってきたときや、明治維新後に西欧文明が入ってきたときに、日本人は柔軟に受け入れ、ライフスタイルが大きく変りました。しかし、日本の歴史を勉強していくとわかるように、日本には建国以来ずっとかわらない、心の支えがあったのです。日本人は、最高の教育を受け、厳かな伝統に則り様々な儀式を行い、外国からのお客様を華やかに歓迎する皇室のお姿に憧れ、自らの日本民族の魂を再確認しているのではないでしょうか。

「弱い日本」を目指す一部の人たちは、「護憲、ゴケン」というわりに、第一条によって国民の象徴とされる天皇陛下を敬っているようにはとても見えません。陛下がおでましになる国会の開会宣言を故意に欠席したりする「護憲」政党もあるのです。第九条は護憲で第一条は無視、矛盾しているとおもいませんか。

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