特集
君のハートに日が昇る
第三章:オヤジからのメッセージ


子供に教える日本の素晴らしさ


荒木鉄士(会社員・投稿記事)

第三章 オヤジからのメッセージ

サムライ精神は国際的に通用する

君は「ラストサムライ」という映画をみたでしょうか。ハリウッド映画ですがそこに描かれているのは「カッコいい」生き方をした侍の姿です。君がもっている「カウボーイ」のイメージも「カッコいい」生き方をした人たちとしてあるのではないでしょうか。日本人なら大体、武士道というとそれなりのイメージをもって理解していますが、自分の命よりも大切だった「名誉」や「忠義」、そして「義」、「勇」、「仁」、「礼」、「誠」などは世界でも十分通用する「カッコよさ」なのです。

僕は海外で15年以上、証券業務をこなしてきましたが、現代の日本の企業風土の中にも武士道精神は少なからず残っていると感じました。「この人はサムライだ。」と思わせるような立派な日本人に何人も会いましたが、彼らは総じて外国人にも尊敬されるような人達でした。「武士道」という本があの旧五千円札でおなじみの新渡戸稲造によって、日本を紹介する意味で明治33年、西暦1900年に英文で世界に向けて刊行されています。当時のアメリカ大統領、セオドール・ルーズベルトはこの本によって深い肝銘を受けたと伝えられています。翻訳本がでていますので是非、君にお勧めします。

武士道精神を体験してみたい君は、日本武道を体験して見ることをお勧めします。戦国時代ではありませんし、格闘家を目指すわけでもないでしょうから、一寸かじって見る程度でもよいと思います。日本には剣道、空手、柔道、柔剣道、合気道、居合道、弓道などのすばらしい武道がたくさんあります。外国の格闘技とは違った、武士道の精神を少しでも体験できたら、君は一歩ほんとうの国際派に近づいたと言えます。ちなみに外国で「私は日本で武道をやっていた」というと大変尊敬されます。よく、「どうしたら海外でも通用する人になれるのでしょうか。」などと聞いてこられる方がおられますが、僕はいつも「英語と武道」と答えています。そのほかにも武士が嗜んだ、「茶道」や 女性に人気の「花道」等も手軽に楽しめる「カッコいい」日本の文化なのです。


日本人の精神の歴史に興味をもとう

海外にでると日本のことをあれこれと聞かれます。先日であった日本人女性は浅草の出身だそうで、外国人に浅草の歴史などを聞かれ、何も知らなかった自分が恥ずかしく、後に自分の故郷の勉強をしっかりやり直したとのことでした。そうです。それが本当の国際交流なのです。「日の丸反対」先生が君に絶対に知られたくない、靖国神社に展示されている数々の資料も見に行ってみましょう。君とあまり年も変らない若者が、何を考えて生きていたのかを感じ取ることができると思います。日本を弱くしたい人たちは、君には原爆資料館だけを見せ、靖国神社の資料館は絶対に見て欲しくないのです。バランス感覚をもって、両方見るべきだと僕は思うのですがいかでしょうか。

8585歳以上のお年よりと話してみるのも一つの手です。彼らは日本が明るかった時代も経験されているでしょうから、大正時代の学校や当時の流行のことなども聞いてみましょう。 そういったお年よりは君のようなすばらしい若い人と話ができたらとても喜ばれると思います。


外国人と付き合う時は注意しよう


外国人との交流の中で気をつけなければいけないことがあります。先ず、日本にいる外国人と海外の人を混同しないことです。海外の一般人と違い、日本にいる外国人は何らかの目的があって日本にきているため、日本に関する知識や親近感もある程度あります。この人たちのイメージで海外にでかけ、日本人が海外で痛い目に合うこともあります。サッカーのアジアカップで日本のファンに対して敵対的な行動をとった中国人のケースはその例でしょう。

一般の合法的に日本にいる外国人は日本が好きで永住していたり、文化に興味があって学校に通っていたり、仕事できていたりと様々ですが、このような方達は大切なお客様として丁重に歓迎し、積極的に交流するべき方達です。

しかし、日本には合法的に日本にきている観光客、学生、労働者などのほかに不法入国したり、不法滞在している外国人も大勢います。この人たちは、日本の法律を犯し、君の自由を妨げる犯罪者達です。不法滞在している外国人のなかには法律できめられている最低賃金より安く働くことによって、君がアルバイトするチャンスを奪っている者もいるのです。さらに刑法に触れるような重大犯罪を犯すものも最近増えています。この人たちは本来、「日本にいてはいけない」人たちで、日本人としては厳しい態度をとらざるを得ません。

またこの人たちを雇用してる国内企業も犯罪を犯しているのです。日本国は日本国民のためだけに在る持ち家です。君の家だって、友人やお客様の訪問や宿泊は大歓迎ですが、泥棒や押し売りはお断りでしょう。また親しい友人であっても、君の部屋の引出しを勝手に開けたりはしないでしょう。これは差別ではなく、国というのは国民の家なのであって、世界のどこの国もそういうものなのです。僕がいいたいのは、ただ外国人だから付き合うのではなく、質の良いよき友人を選びましょうということです。これは国家間の付き合いにおいても全く同じことが言えるとではないでしょうか。


君のハートに日は昇る


ちょっと難しい話になってしまいましたが、ここまで読んでくれた君に感謝します。僕は海外勤務が長い、普通の会社員です。息子のような年の君に一言いいたかっただけです。君が学校でいままでうけて来た教育の軸そのものが、国際的に見てもしかしたらずれているのかも知れないと少しでも疑ってくれたら幸いです。

僕はアメリカに住んでいたとき面白いことに気が付きました。アメリカでは人のあつまるハンバーガーチェーンやディスカウントストア、ガソリンスタンドには必ず毎日星条旗が立っています。日本で休日でもないのにそば屋に日章旗が立っていたりはしません。どうしてアメリカではマクドナルドに国旗がたっているのでしょうか。それは、いろいろな人種がごちゃ混ぜに住んでいて、時々いざこざに巻き込まれますが、アメリカではあの旗こそが統一のシンボルだからではないでしょうか。「ああ、肌の色が違っても僕はアメリカ人なんだ。」とあの旗を見て納得するのです。

それではどうして日本のそば屋に日章旗は立っていないのでしょうか。それは日本人のこころの中にすでに日章旗がひるがえっているからです。日本人は昔から皆同じような朝食をとり、時代にあった服装をし、似たような家に住んできたのです。ほとんどの家にはテレビがあって同じような番組をみんなで見ています。日の丸を休日でもないのにそば屋の店先に出す必要はないのです。オリンピックの水泳競技テレビ中継で他国の選手と競い合う日本選手を手に汗にぎりながら応援している時、君の心の中にはあの美しい日章旗が堂々とひるがえっているのです。先日天皇陛下が、「強制でないことがのぞましい。」とおっしゃられたそうですが、陛下は、人の心にひるがえる日の丸が一番大切だというような意味でおっしゃられたのではないでしょうか。

日本の国旗、日章旗は、国を代表する時、国民の祝日、特別なお祝いの日、そして国のために命を賭ける時、厳かに掲げる、日本民族の魂の象徴なのです。 君はこれから真っ赤な太陽に照らされた大きなハートと誇りをもって、世界に飛び立ってゆくのです。一流国家日本国の国民として。 

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