「ドル」基軸通貨見直し論が高まる

オバマ米大統領の一般教書演説:サブプライム問題以降のリセッションにっはいった米国経済。オバマ大統領は民主党逆風の中で苦悩しているようだ。どうなるのか強い米国と強いドル。FX投資家なら誰もが注目する一般教書演説をご紹介したい。オバマ米大統領は、25日の一般教書演説で、米経済が回復し、再び拡大していると強調し、超党派の取り組みを訴えた。予算の一部凍結を表明し、巨額の財政赤字削減に野党・共和党と共に取り組む姿勢も示し、国民の高失業率や財政赤字増加への懸念に応える。

米国大統領白書 第6巻

しかしながら、これだけがなさなければならないすべてではない。成長を本当に維持可能なものとするには、一すなわち、繁栄を本当の意味で共有し、生活水準を本当に上昇させるには一財政赤字や消費需要でたきつけられた経済を超えて進む必要がある。言い換えれば、長期にわたって中流階級に職を創出し、所得を上げるには、より多くの輸出を行うことが必要だし、世界からの借りを少なくする必要がある。また、より多くのお金を貯蓄し、家計での借金をより少なくする必要がある。われわれが再建すれば、もちろん再び安定を取り戻すことができる。これを達成するためには、発展する産業において革新を起こし、潜在能力を成長させることによってこの経済を成長させることが必要だ。一方でまた、無責任な予算政策やわれわれを深い財政的かつ経済的窮地に陥れた金融取引をやめさせることが必要だ。

 

こうしたことは、わが経済全体においてイノベーションを促進させる政策と共に開始されている。新しい職や企業、そして、多分新しい産業に力を与える発見を鼓舞するために、わたくしは、多くの資源を研究と開発につぎ込むことを公共セクターや民間セクターの両方に求めた。そして、これを実現するために、わが予算によって、鍵となる研究機関へ2倍もの投資を行う道筋をつけ、研究と実験への税額控除を恒久化する。われわれは、また世界中へ、とりわけ中小企業と農民による財の、より多くの輸出を行うことを支援するための政策を追求している。そして、国際貿易の潜在的成長力を強化し、他国がルールに基づく行動を行い、すべてのアメリカ人が便益を共有することが確実であるならば、何百万もの良質な高賃金職を維持するだろう。

 

手をたずさえて国の発明の才に依存することを増加させていければ、大企業を法外なリスクと負債に導くわが金融セクターにおける行き過ぎと放縦を抑制し、われわれが国家の信用力に依存することは減少していくだろう。

 

わが政権がその任についたとき、10年前の初頭に享受したわが国の余剰は、2つの大減税、2つの戦争、そして新しい資格給付プログラムの結果、消えうせていた。そして、上昇する医療費を無視し続けた数十年によって、わが財政は、維持不可能な道に迷い込んでしまっていた。